子ども740人が戦闘の犠牲 2月10日 13時20分 去年1年間にアフガニスタン国内で戦闘などに巻き込まれて死亡した子どもは、およそ740人に上ったことが人権団体のまとめで分かりました。人権団体では、反政府武装勢力や国際部隊に対して子どもを戦闘に巻き込まないよう強く訴えています。 アフガニスタンの首都カブールにある人権団体「アフガニスタン・ライツ・モニター」によりますと、去年1年間にアフガニスタン国内で戦闘やテロによって死亡した18歳以下の子どもは739人に上りました。これは、おととしの1050人よりは減ったものの、1日当たり2人の子どもが死亡したことになります。死亡した子どものうち64%は反政府武装勢力の攻撃によるもの、17%は国際部隊によるものだということです。また、子どもの死傷者が多く報告されたのは、タリバンの拠点となっている南部のカンダハル州やヘルマンド州だけでなく、東部や北部の州