常々、政府統治のあり方を常に見直すことが、イギリス政治の役割の1つとして、広く浸透しているように感じます。単に大きな政府か小さな政府かという、イデオロギー的な対立軸だけではなく、政府統治の様々なイニシアチブがイギリスで実現しました。小さな政府を志向するエージェンシー制度や民営化 (Privatization)、医療や教育などの公的機関に競争原理を導入する準市場 (quasi-market) 、民間への事業リスクの移転を狙った民間資金等活用事業 (Private Finance Initiative)、行政における無駄の排除や生産性の向上を狙った業績評価指標 (Performance Measurement) 、中期的な観点からの財政運営を可能にするための中期財政フレーム (Medium-Term Expenditure Framework) など。イギリス発祥とは言えないものもありますが、
EU派遣労働指令をうけた法整備として、10月より派遣労働者規則が施行された(注1)。規則施行後から起算して12週間の就業期間を経た派遣労働者に、直接雇用された場合と同等の基本的な労働条件などを保障する内容。これまで規制の緩やかだった分野での規制強化であることから、影響を巡っては様々な議論がある。 「同等の被用者」との均等待遇を保障 派遣労働者規則の対象は、派遣事業者から派遣先企業に派遣される労働者のほか、仲介業者を介して派遣される労働者を含む。なお、例えば自らの所有する有限会社から派遣される「本来の」請負労働者や、請負契約に基づく労働者は適用が除外される(ただし、就業の実態が考慮される)。また、派遣事業者が派遣労働者を直接雇用する場合は、規則の適用に関する逸脱が認められる(後述)。 就業開始から12週間を経た派遣労働者に均等待遇の権利が認められる基本的な労働条件は、当該の仕事に従事するため
大衆紙盗聴 政界や警察に批判の声 7月17日 19時10分 イギリス最大の大衆紙が著名人などの携帯電話を盗聴していた問題で、イギリス国内では、この新聞を傘下に置いていた「世界のメディア王」の異名をもつルパート・マードック氏のほか、政界や警察に対する批判も高まっていて、影響が広がっています。 イギリスの大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」は、ゴシップ記事を売りに高い人気を集めてきましたが、著名人や犯罪被害者などの携帯電話の音声メッセージを、盗聴していた疑いが次々に明らかになって、警察の捜査を受け、廃刊に追い込まれました。こうしたなか、この新聞を傘下に置いていた、アメリカのメディア企業「ニューズ・コーポレーション」のトップで、「世界のメディア王」の異名をもつルパート・マードック氏に対する批判も、広がっています。マードック氏は16日、イギリスの主要な新聞に、盗聴を認め、関係者に謝罪する広告を掲
ロンドン証券取引所 取引停止 2月25日 21時8分 ロンドン証券取引所で売買のシステムに障害が起き、25日朝から取り引きが全面的に停止しています。ロンドン証券取引所によりますと、25日午前8時の取引開始の前に売買のシステムに障害が見つかり、取り引きができなくなりました。このため、現在、証券の売り買いの注文は受け付けているものの、売買そのものは停止しています。証券取引所では原因の調査を進めており、できるだけ早く復旧させたいとしています。ロンドン証券取引所では、今月、新しいシステムを導入したばかりだったということです。
軍事施設だった甲子園、貴重写真で明らかになった「空白期」の姿 「野球の聖地」の別の顔、アメリカ人写真家が神戸市文書館に寄贈
BBC 被爆者をコメディーに 1月21日 21時15分 イギリスの公共放送、BBCが先月放送したコメディー番組の中で、広島と長崎で2度、原爆の被害に遭った被爆者の男性を「世界一不運な男」などとして取り上げたことに対し、ロンドンの日本大使館は「不適切で配慮を欠く」とBBCに対して抗議しました。 この番組は、BBCの人気コメディー番組「QI」で、クイズ形式をとりながら出演者がジョークを交え、番組を進めていきます。この番組の先月17日の放送の中で、広島と長崎で2度、原爆の被害に遭い、去年1月に亡くなった長崎市の被爆者、山口彊さんが「世界一運の悪い男」として取り上げられました。番組の中で、司会者は、仕事で広島に出張していた山口さんが被爆してやけどを負い、列車で長崎まで帰った経緯を説明して、「そこでもう一度原爆が落ちたんだよ」と言うと、スタジオから大きな笑いが起きていました。ロンドンの日本大使館は、
masapi @masapi_n タイガーマスク現象のツィートをみるなかで、繰り返し思い出していたのは、ロジャー・グッドマン著『日本の児童養護』 http://amzn.to/ggNULP のボランティアと寄付についての日英比較の箇所。まず、そこの転載から。 #rt_kn masapi @masapi_n 【チャリティ(慈善)対市民としての権利1】施設は、寄付金…玩具のような形のチャリティを受け入れるべきであろうか?それとも、自分の責任ではなく社会的養護を受けることになった、みずから「市(国)民」としての「権利」主体である子どもに、十分な財源や金品を国家が支給すべきであろうか。 masapi @masapi_n 【チャリティ(慈善)対市民としての権利2】…イギリスのチルドレンズ・ホームは招待行事を受けるべきかどうかアンビヴァレンスに陥っているという。こうした行為がチャリティを連想させるか
(CNN) 英国の裁判所は20日、法廷で取材中の記者がミニブログのツイッターで裁判の様子を生中継することを認める判断を示した。 イゴール・ジャッジ首席裁判官は「法廷の様子を外の世界に同時中継する目的で、目立たない携帯型の静かな現代機器を使うことは、一般的に適正な司法手続きの妨げにはならない」と指摘、メディア関係者はケースバイケースで裁判所にツイッターの利用許可を求めることができるとした。 カメラや録音機材の持ち込みは引き続き禁止されているため、イングランドとウェールズの法廷からの生中継は、ツイッターが唯一の手段となる。 ジャッジ裁判官は「文字による生中継を認める最大の目的は、メディアが裁判の様子を公正かつ正確に報道できるようにすることにある」と述べている。 ツイッター利用が問題になったのは、告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジュ氏の裁判取材をめぐり、裁判官の判断
各国政府には目の敵でも、スウェーデンやアメリカへの安易な身柄引き渡しはイギリス市民や支援者が黙っていない── ウィリアム・アンダーヒル(ロンドン支局長) ジュリアン・アサンジ(39)は四方八方から追われる存在になった。内部告発サイト「ウィキリークス」で機密文書を暴露してきたアサンジは、各国の上層部に山ほど敵を作った。ロンドン警察は12月7日、出頭したアサンジを逮捕。裁判所は保釈を認めなかった。性犯罪容疑でアサンジの事情聴取を求めているスウェーデンへの身柄引き渡しを行うかどうかを検討する間、拘束されることになる。アサンジは容疑を否認している。 これは手始めに過ぎないかもしれない。何が何でもアサンジを捕まえたがっているのは何といってもアメリカだ。ウィキリークスに約25万件もの外交公電を暴露され、復讐心に燃えるアメリカの政治家の中には、アサンジをアメリカの法廷に引き出せと叫ぶ者もいる。共和
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