イエメン情勢(hothi族の抗議運動との合流) 2011年02月22日 10:00 イエメン ご記憶があるかと思いますが、若干前になりますが、イエメンのサーレハ政権は国内に3の敵、と言うか難問を抱えていると書いたことがあります。 一つは部族問題で、その象徴的な問題が北部のサウディ国境に近いところの部族hothyグループの反乱で、他の2がアルカイダ(アラビア半島のアルカイダ)と南部の分離・独立運動です。 最近サナアを中心としたサレハ大統領退陣を求める民主化運動と合わせて南部の独立派も運動を強めていて、特にアデンでは軍隊と民衆が衝突して死傷者がかなり出ています。 それに対してal qods al arabi netの21日付記事は、北部部族のhothi一族が、抗議運動に合流して、21日北部の町サアダで数万人(勿論数字はかなり誇張している可能性が強いが)の群衆がサレハ退陣を求め、デモ行進をしたと