テレビ産業と共に成長してきた広告最大手、電通が大変革期を迎えた。 戦略転換のカギを握るのは、インターネットを軸にしたメディア総力戦。 王者・電通のネット戦略が「メディアのあした」を映す。=文中敬称略 インターネットが引き起こすメディア産業の地殻変動。その大波は、広告業界にも押し寄せている。 創業106年目にして連結売上高2兆円の壁を突破した広告の覇者、電通。4大マスメディアの成長と歩調を揃えながら、企業規模を拡大させてきた。テレビは単体売上高の約半分、8000億円を稼ぎ出す金城湯地だ。 だが一方で、ネットという新たなメディアにも、電通はしたたかに向き合い始めている。全社規模で進める戦略の大転換。その最先端の取り組みが昨年夏、東海地方で生まれていた。 大量CMは「お膳立て」 「よかった。あの時フラれて。だって、あなたに会えた。」 「世界でいちばん大切な男性。」 音楽のない環境音に重なるシンプ
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