首都高速道路に、今は使われていない可動橋があります。 知る人ぞ知る橋梁「羽田可動橋」を見てみることにします。 首都高速道路1号羽田線の海老取川に、現在は使用が停止されている「羽田可動橋(はねだかどうきょう)」を見ることができます。 千葉方面・羽田空港・神奈川方面を結ぶ首都高速道路1号羽田線、中でも羽田空港に近い海老取川の下を通る羽田トンネルは、交通が集中することで慢性的に渋滞していました。 そのため、1990年に羽田トンネルに平行して、羽田入口から昭和橋JCT方面へと移動する上り線に「羽田可動橋」が設置されました。 国内でも数少ない旋回方式の可動橋となったのは、海老取川沿いにある鉄工所が利用する大型船の航路の確保のため、羽田トンネルや東京モノレールのトンネルがあり隣接したトンネルの設置が困難だったため、空港に隣接しているので高さのある橋梁の設置ができないため、とされています。 羽田入口から
←その15 その17→ 宇野が出たついでではないが、青森駅のすぐ近くにも可動橋がある。入江のようになった連絡船の旧第一岸壁付近の沖側に架けられた遊歩道の一部がそれで、八甲田丸が展示されている旧第二岸壁の可動橋の真横に位置するので、ちょっとややこしい。 この橋、一見ただの斜張橋のようだが、実は橋自体が長手方向に水平移動する日本では珍しいもので、「引き込み式」とか「引き込み橋」と呼ばれる。完成は新しく1993年だそうだ。 よく見ると橋の裏側に橋が移動するレールと牽引用のワイヤーが伸びている。なぜ跳開橋ではなくあえて引き込み橋を採用したのだろうか、ちょっと気になるところだ。 現地には可動橋の動作により通行止めになる場合がある旨の注意はあるが、可動橋であることを「売り」にするような掲示などはないようので、可動橋であることを気づかない方も多いのではないだろうか。 この可動橋は旧第一岸壁側への船の出入
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