LRTの新設として有望と見られる都市に、栃木県の宇都宮市があります。現在の知事と市長は推進派、議会の選挙では、よくいえば重要争点の、悪く言えば政争の具となりつつ、県民・市民の間でも賛否様々であり、めざましい進展が見られる状況でないと認識しています。とはいいながら、市役所には「LRT導入推進室」という組織が設けられ、検討委員会は継続して開かれて、それなりのデザインは描かれているなど、目に見える成果も現れているようです。 新交通システム(LRT) 宇都宮市役所 LRTを新設するという合意形成が得られるならば、次は財源の問題、そして利害関係者との調整の問題が出てくるでしょう。最近、宇都宮のLRTに関して報道されている記事に、宇都宮市を事業エリアとするバス事業者である関東自動車が「LRT検討会議」への参加を拒否しているというものがあります。 関東自動車社長/宇都宮市のLRT検討会議/「現状では参加
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