ようやく借りれる。『電脳コイル』の通常空間に電脳空間を重ね合わせているという世界観が今後どんなテーマに発展していくのか(あるいはまるきりしないのか)は、まだよくわからないのだけど、『lain』の方は、最初からリアルワールドとワイヤードという区分がはっきりとテーマとして出てきている。というか『電脳コイル』よりもだいぶマニアックで当初見てた時はコンピューター関係用語は半分もわかってなかったと思う。ネット始める前だったし。演出も映像も随分前衛的で、10年近くも前にこんなのがテレビ放映されてたってのはホント凄いですね。 一話での、黒板の文字が崩れ落ちて、玲音の指先からエクトプラズムみたいのがモワモアっと出てくるところの幻想的な表現なんて、アニメじゃないと出来ないものだと思う。今更ながらアニメーションの表現ってすげーなと思ったりしてしまった。 serial experiments lain lif.