開発中に終戦を迎え、幻の戦闘機と言われる「火龍」の部品と見られるジェットエンジンの一部が、東京・三鷹市の大学構内で見つかり、専門家は、当時の航空技術を知る上で非常に貴重な資料として注目しています。 24日は、戦時中、この戦闘機の開発に関わっていた民間企業の研究所の跡地にある東京・三鷹市の国際基督教大学で、系列高校の高柳昌久教頭らが記者会見を開きました。 この中で高柳教頭は、みずからの教え子でこの大学に通う男子学生が、地域の歴史を調べる中で、平成27年6月に、学内の資材置き場に置かれていた部品を見つけたと説明しました。 報告を受けた高柳教頭が研究機関などに詳細な分析を依頼したところ、残されている設計図と構造が似ていることや、当時、貴重だったステンレスが素材に使われていたことなどから、「火龍」に搭載予定の部品と推定できることがわかったということです。 会見に同席した戦闘機などに詳しい日本航空協
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