「利用者参加型オンライン百科事典「ウィキペディア」と同様の形式を使い、政府などの内部告発文書を公開、検索できる場をネット上に作ろうという「ウィキリークス(Wikileaks.org)」計画が進んでいる・・・」。2007年1月24日、産経新聞はそう報じていたらしい。たしかにそんなニュースを目にした憶えがあるが、あの頃はたいして気にもとめなかった。 しかし、それからわずか4年後、毎日ニュースサイトをチェックする中で、ウィキリークスに関する報道を追わない日はなくなった。しかも今年になってからは、ウィキリークス関連の書籍刊行が続いている。今回はその中でも特に重要な書籍、『ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争』(講談社)を読んだので感想を報告。この本は、ウィキリークスと連動報道してきた英ガーディアン紙の書籍『WikiLeaks: Inside Julian Assange's War
![書評:『ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争』: 暗いニュースリンク](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2836cd21197e54f8ddbb4561b780b5082aac5774/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fhiddennews.cocolog-nifty.com%2Fphotos%2Funcategorized%2F2011%2F02%2F21%2Fwikileaksbook2.png)