衣料品販売大手の「ユニクロ」が、新疆ウイグル自治区での人権問題をめぐり、フランスのNGOから「強制労働や人道に対する罪の隠匿の疑い」告発されたようだ。 仏NGO、ユニクロを告発 ウイグルの強制労働問題 【パリ共同】フランスの非政府組織(NGO)などは9日、中国新疆ウイグル自治区での人権問題を巡り、強制労働や人道に対する罪の隠匿の疑いで、衣料品店「ユニクロ」のフランス法人を含む衣料・スポーツ靴大手の4社をフランスの当局に告発したと発表した。同国メディアが伝えた。受理されるかどうかは不明。 ウイグル問題は国際的な流れ ユニクロの柳井会長は8日の決算会見で、新疆ウイグル地区で採れる「新疆綿」を使用しているかとの記者の問いに「これは人権問題というよりも政治問題。われわれは政治的に中立なんで。これ以上発言する政治的になりますんで、ノーコメントとさせていただきます」と回答を避け、これが報じられた翌日に