衝撃の記事が、日本中を走り抜けた。筆者は朝鮮半島の情報に詳しい鈴木琢磨氏。 http://mainichi.jp/shimen/news/20140821dde012040002000c.html ……ただ、ここにきて、とんでもないシロモノまで現れた。ソウルの大型書店「教保文庫」をのぞいたときだった。新刊コーナーに平積みになった小説のタイトルは「安重根、安倍を撃つ」。伊藤博文を暗殺した安重根が現代によみがえり、安倍晋三首相を狙撃するのである。安倍首相は一命をとりとめ、歴史を歪曲(わいきょく)した過ちを反省、政界を退くというストーリー。 マスコミ人間が集うソウルの酒場で、この本が話題に上った。たとえ安倍首相の政策に異議はあっても、ひどすぎやしないか、と私が口にしたら、そう思うよ、と年配の現地テレビ局の元報道局長。でも日本だって嫌韓本が並んでいるじゃない、とママが言う…… まったくあきれてもの