【3月7日 CGTN Japanese】中国南部の広州市(Guangzhou)でこのほど、世界初の大容量電池ハイブリッド動力カーフェリー「パイオニア(PIONEER)」号の出港式が行われました。 「パイオニア」号は、中国船舶集団傘下の広船国際が2年かけて建造した大容量電池ハイブリッド動力推進両頭船です。船内に四つのバッテリールームがあり、計1160個の大容量電池が搭載されています。その電池容量は、乗用電気自動車150台の電池容量に相当する8.8メガワット時です。 ガソリン発電推進モードと電池推進モードはワンタッチで切り替え可能です。特に出入港作業や近海航行の際に電池推進モードを選択することで、港と都市への大気汚染を最小限に抑えることができます。 関係者によりますと、この大型カーフェリーは、船首と船尾がほぼ同じ形をしていて、それぞれに操縦室があり、操縦室内の設備も同じです。船員はそれぞれの操
中国が建造したメタノールデュアルフューエルエンジン船(2023年1月16日提供)。(c)CGTN Japanese 【1月21日 CGTN Japanese】昨年、中国の造船業の国際市場におけるシェアは引き続き1位を維持しました。載貨重量トン数で見た世界シェアは、竣工量では47.3%、新規受注量では55.2%、受注残(手持ち工事量)では49.8%を占めています。 世界中で新規に発注された船舶の内で、環境にやさしいデュアルフューエルエンジン船舶が占める割合は前年より24ポイント上昇して49%を超えており、いずれも中国が建造を請け負っているものです。クリーンで低炭素への転換は中国の造船業が力を入れている点の一つでもあります。 中国南部の広州市のある造船所では、昨年、メタノールも燃料とするデュアルフューエルエンジンの船を4隻引き渡しており、現在も新たに2隻を建造中です。この造船所が以前に開発した
現代社会では一般的となった電気自動車や風力発電のタービン、LED照明は環境に良いとされていますが、これらを製造する際に環境汚染を引き起こす可能性があるとされています。そこで、中国の科学者であるGaofeng Wang氏らのグループが原料となるレアアースとよばれる希土類元素を採掘する際の新たな技術として、「動電採掘」というアプローチを発表しました。 It’s electric! Technique could clean up mining of valuable rare earth elements | Science | AAAS https://doi.org/10.1126/science.adf6050 現代で頻繁に使用されるモーターや発電機内の磁石、LEDや液晶の発光部分はレアアースに依存しており、レアアースを採掘する際には土壌や地下水を汚染する硫酸アンモニウムなどの溶出剤が必
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