8日に発表された今年のノーベル平和賞について、中国の大手メディアが記事を削除するなどしています。独裁的な政権に立ち向かうジャーナリストの受賞決定に、中国政府が報道を規制した可能性があります。 今年のノーベル平和賞についてノーベル委員会は、フィリピンとロシアのジャーナリストが独裁的な政権に対抗し「表現の自由を守ることに力を尽くしてきた」などとしています。 中国ではノーベル賞に対して関心が高く、連日速報で伝えていて、8日、平和賞が発表されたときも国営の中国新聞社がインターネットに速報記事を出しましたが、その後削除されました。一部のネットメディアや地方メディアの記事は今も閲覧できますが、国営の新華社通信など、ほかの主要メディアは今年のノーベル平和賞について報じていません。 中国政府に批判的だった香港の新聞「リンゴ日報」が今年になって廃刊に追い込まれるなど、中国政府はメディアを厳しく規制していて、
中国で1989年に起きた天安門事件。その犠牲者らを追悼するモニュメントが香港大学に設置されていますが、大学側によって撤去を求められていることが明らかになりました。 苦しみに満ちた表情を浮かべる群衆が、柱のように高く連なっています。この銅像は「国恥の柱」と題された1989年の天安門事件の犠牲者を追悼する銅像で、デンマークの彫刻家の作品です。 銅像は彫刻家が天安門事件の追悼集会を毎年開催してきた「香港市民愛国民主運動支援連合会」に貸し出していて、団体が香港大学の構内に設置していたものです。団体は先月、解散を正式決定していますが、AP通信によりますと、大学側は団体に書簡を送付、13日までに撤去するよう求めています。 地元メディアは、人権団体が「中国は天安門で命を落とした何百人もの学生たちについて歴史から削除しようとしている」として、非難していると伝えています。
香港では10月9日、台風17号「獅子山(ライオンロック)」の影響により豪雨と強風が続いている。同日の香港メディアによると、天文台は同日朝から数時間の間に4度にわたって台風警報をシグナル8からシグナル3に引き下げる時間を先送りした。天文台は「獅子山」の勢力減退スピードが予測より遅いためと説明している。天文台は「獅子山」の移動スピードが緩慢であるため今後一定の時間、香港は引き続き強風に見舞われると予想。シグナル8も一定の時間維持し、今晚再びシグナルへの変更を検討する。このため市民に明日(10日)の朝は外出前に最新の天気予報に留意するよう呼びかけた。 (写真:香港天文台)
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