ラインソックスで知られるアパレルブランド“コンビニエンスウエア”や、コンビニコスメ“sopo(ソポ)”なども展開し、新たなトレンドまで生み出している。 ファミリーマートのこうした“先取り感”の要因はどこにあるのか。広報部の寺岡良輔さんに聞くと、「新しいアイデアを受け入れるムードがある」との答えが返ってきた。 「2020年にCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)に就任した足立光は、過去にもさまざまな話題性のある企画を仕掛けたヒットメーカーです。とがった企画も積極的に提案、実践し、社外に広めています」 プライベートブランド“ファミマル”の“縦型ビッグサイズ 横浜家系豚骨醤油ラーメン”を手がけるなど、多くのヒット商品を担当してきた経験のある商品本部地区MD部の石田照雄さんは、取引先との密なコミュニケーションはもちろん、社内の連携も世の中のムードを先取りする大きな要因となっていると語る。 「