全日本空輸(ANA/NH)は夏ダイヤ初日の3月29日、羽田空港第2ターミナルの国際線施設の開業に合わせ、一部路線の出発ターミナルを変更した。これまでは国内線が第2、国際線が第3(旧称国際線)ターミナルに乗り入れていたが、一部の国際線が第2から発着。第2ターミナル内で国内線から国際線へ乗り継ぐ際の最小接続時間(MCT)は55分で、現在の70分から15分短くなる。また、第2の国際線施設内にラウンジを新設した。 羽田空港第2ターミナル国際線施設から出発するジャカルタ行きNH855便を見送るANAの地上係員=20年3月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire —記事の概要— ・初日は8路線使用 ・国内最大級ラウンジ ・自動手荷物預け機 初日は8路線使用 ANAの国際線35路線のうち、夏ダイヤでは6割にあたる21路線が第2ターミナル出発、残り14路線が第