(C)2017 Mega-Vision Project Workshop Limited.All Rights Reserved. 現在の香港の情勢をニュースなどで見聞きするたびに、暗澹たる気持ちにさせられます。 特に警官や機動隊による民衆への非道な暴力など、顔を隠して体制の衣をまとう側の横暴さや傲慢さなどがあまりにも顕著に顕れすぎていて、忸怩たる想いに囚われてしまうことしばし。 そういった中で、現在の香港と中国のシビアな関係性が、かつて香港を占領していたイギリスとの関係性ともさほど変わってないことを教えてくれる1本の香港映画があります…… 《キネマニア共和国~レインボー通りの映画街488》 7月24日より公開の香港ノワール『追龍』。 ドニー・イェンとアンソニー・ウォン、香港映画界を代表する二大スターが1960年代の黒社会と香港警察の癒着を体現していく中から醸し出されていく血と暴力凄まじい