学長通信No.21(2010年10月29日) 高山第2工区の開発計画の中止に伴う奈良県先端的研究支援事業の中止について 新聞報道などにもあるように、奈良県は高山第2工区の開発計画を白紙に戻すことになった。これに関連して、県から本学に要請があり計画を進めてきた奈良県先端的研究支援事業も中止することが余儀なくされた。以下、この問題についての経緯を報告しておく。 高山第2工区開発に対する基本的考え方 本学の北側の地域の高山第2工区の開発については、奈良県、生駒市、URとの間で、開発のための協議が進められていた。この計画は、一旦白紙に戻ったものの、本学の入学式において県知事と生駒市長が同席した際に、あらためて協議を進める方向の話が出て、再び動き出してきたものである。 本学としては、けいはんな学研都市の発展のために、高山地区が孤立している状況を解消して地域の活性化を図るためにも、また、本学の生