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ブックマーク / ameblo.jp/sanpeijyuku (16)

  • 『店が店のせいで苦しむパターンが増えている』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ★店が仲間の店のせいで苦しむパターンが増えているのをご存知だろうか。新聞販売店が新聞が減ることの売り上げ減と折込収入の減により多くの店が苦しんでいるのは誰もが周知の話である。そして店自らが持つすばらしいデリバリー力を単に「新聞という特別な商品の送達」にしか使えず、新たな一歩による新利益獲得手法を創り出せてないことも誰もがみんな知っている。しかし新しい試みを見出し、一歩踏み出そうとした時、その人間の足を引っぱり、邪魔してきたのも発行社ではなく、新聞販売店を営む仲間だったことも事実である。(現役時代、私自身が数多く経験し、驚きあきれ果てたこともある。) ★この古来からあったケースが今の閉塞状況の中またぞろ出現してい

  • 『社内失業者~「座敷牢」で50代を過ごす』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆今、日国では「派遣切り」という言葉が横行し、続いて「正社員切り」が始まり、失業率が史上最高を記録している。そして不況の回復はままならず、リーマンショックの2番底を目前にし、企業のサバイバル戦はそれこそ熾烈から悲惨な事態に至ることも想定される。こんな中、企業には社内失業者といわれる人々も多く存在するのも事実だし、日の多くの企業は大胆な方針転換ではなく、このようなラインからはずれ、戦力ではなくなった社員を飼い殺しする「なにもしないで台風が通り過ぎるのを待つ」風潮を選ぶ。ユニクロの柳井社長は「成功体験は一日で捨て去れ」との著述を出しているが、それらの企業主は「いまだ過去の成功体験を引きづっている」としか思えない

  • 『 マードック氏発言の衝撃』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆10月1日付けでYAHOO!ニュースと読売新聞に掲載報道されたニューズ・コーポレーションのマードック会長の発言には驚かされた。このことは予期されてはいたが、このタイミングで発表されたことにも併せて驚いた。その内容とは新聞のネット版有料化の動きについてである。「1~2年以内に(米国)どの新聞も有料化に踏み切るだろう。」との見通しを示したことである。実は1ヶ月程前にニューズ社自体があるアンケート調査をしていた。「あなたはウェブで情報を入手していますか?イエス95%。」「あなたはウェブ情報が有料化されたら利用しますか?ノー96%。」要するに情報が有料化されたら、誰もそれは利用しないというものであったにもかかわらずの

  • 『 特別SHで発生した悲劇の本質』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆大きな間違いが悲・喜劇を呼んでいる。近年激しく行われるようになった特別SHというイベントである。新聞販売の世界では、その営業手法の近代化(原因は社会圧・政治圧・儲からない現象)が叫ばれ、その一手法として販売店従業員の営業を自店ではなく、他店への協力という形で、他店で成果を出させるSHという手法が拡大された。以前から人材育成という大義のもと、座学に加え現場での実践研修というやり方で為されたものの、その主眼は教育・成育であったのだが、いつの間にか成果主義が主流になり、近年の特別(地区選抜)SHでは、現実には趣旨が全く転倒してしまっている。 ◆過日、H県で行われた特別SHで、それまで表面化しなかった悲劇が数多く噴出

  • 『 無策、無能、保身から恩知らずへ』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆最近気になることから、逆に怒りに至ってしまったことが多発している。先行きの展望が開けないなかで、自らが勉強して情報知識を得、知己人脈を豊富にすることに伴い行動と思想に試行錯誤することは許されるとしても、日常の惰性にまかせ、小サラリーマン(小世界)の保身にのみ汲々とし、「指示待ち症候群」の作業を仕事だと無理やり自分に言い聞かせ、忙しい振りを装い、誰かがやってくれるのを待ち、それが失敗すると仲間と共に攻撃する。まるで今の権力を無くした野党、自民党の新総裁選みたいだ。これを末期症状という。 ◆だが、これは無策・無能・保身のレベルであり、日人の世界では「情けない奴ら」の表現で済ますことができる。私が怒っているのはこ

  • 『お蔭様で連載100回となりました。(#^.^#)   <改廃・自廃、店主交代の意味>』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆昨年の夏以降、Y系、A系でも店主の交代が急に増えてきた。商売の取引である以上、当事者の社と販売店のどちらかが「商売相手としてふさわしくない」と考え、取引中止に至るのである。新聞販売業が順調であり、販売店経営が旧手法でも利益が出やすかった時期は、店をやりたがる人も多く、そのチャンスは「空き家がでる順番待ち」といった状態であったが、最近は儲からなくなった為、旨みが無く、「早く見切りをつける」という自廃がほとんどであると思える。 ◆改廃であろうが、自廃であろうが、これには「店を引き継ぐ」という作業が入ってくる。この作業の中心人物は担当員であり、引き継ぐ人を決定する権限は社にある。実はここに現在の担当員の苦悩が存

  • 『 担当員の悩み~打開策第一弾』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆閉塞の新聞業界にあって、一番重要な立場にある担当社員。八方塞がりの状態をどうすればいいのかわからず、悩みに陥っている人が多いと聞く。当面の一番の悩みは9月の納金か。それをクリア出来たとしても展開は開けていない。原因は① いままでの手法では紙が増えない。② 折込収入の急減で、販売店が経営難に陥ってしまった。と考えている人が大半だろう。しかし、それらは事実としても、当のポイントは別のところにあることに気づかなければならない。それに拘っている限り、脱出は不可能である。 ◆33年前、新聞社に入社し、販売局に配属され、研修を受けた際、新聞業界にはマーケティングという手法が全くないことに驚いた。中世ヨーロッパの徒弟制度

  • 『 ダサイ族』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆7月29日の編集手帳によると、沖縄県警宜野湾署が暴走族を「ダサイ族」と呼ぶ運動を始めたそうだ。この報道を読み、痛く感心、拍手を送ってしまった。「これはダメよ」のようなお叱り的ネーミングをしたのでは、かえって反発したり、無視されたりして何の効果もない。「これはカッコ悪いよ」と言われると、誰もが気になり、修正する行動につながり易いものだ。日人は小泉純一郎的「ワンフレーズ」に動かされ、洗脳されやすい。そして頭ではわかっていても、心の拠り所なく、行動も起こさない人達へのモチベーション喚起の言葉ともなりうるのだ。 ◆先週号に記したように、新聞業界は末期的症状にある。この業界にあって、現在の自己保身の為何も行動しない人

  • 『 時代に逆行する「部数年間目標」と「表彰制度」』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆何ともセンセーショナルなが出たもんだ。それは「2011年 新聞・テレビ消滅(佐々木俊尚)文春文庫」。早速読んでみたが、なかなか興味深い捉え方をしている。今の新聞ビジネスモデルを、コンテンツ(新聞記事)・コンテナ(新聞紙面)・コンベア(販売店)とし、この方式の展開に今後は「NO」という分析をしているのだ。米国に3年遅れて、新聞の事業事態が到着するとして、2011年消滅を予告している。この予告通りになるかならないかは予断を許さないが、新聞業界側が時代に合わなくなっている旧弊を正さない限り、予告は当たらないものとは言い切れない。 ◆その最たるものが「部数年間目標」である。かつて数年がかりのものもあったが、大体は単

  • 『 身の丈を知れ』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆正確に言えば「身の丈を知った上で、積極的に動け」ということになる。不透明な状況に陥って、人々の動きは「身の丈も知らずに、恐れ怖がって何もしない」というのが日人の中心である。新しいビジネスモデルを創り出そうとする時、一見、二律背反とも思えるテーマの両立が絶対前提となる。新しいものを生み出すとは、それ相当の苦しみを伴うのは当然であり、「身の丈を知っている」とはその前提の前提ともいえる。「無知であることを知る」(無知の知)と相通じるものでもある。 ◆新聞販売業界には、かねてから議論があるように、社会的非常識が未だ習慣として残っているものがある。所謂、「金遣いが派手」なのだ。現金収入があるし、折込収入があって好調の

  • 『  新聞業界のCDS』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆CDS(クレジット・ディフォルト・スワップ)。昨年9月のリーマン・ブラザーズ倒産に象徴されるアメリカ発の金融危機の際、その原因とされる金融商品技術の典型手法である。そのまま訳すと信用・破綻・交換ということになる。金融の世界では、信用の喪失というリスクをヘッジ(回避)し、その利権を行使する権利を交換するということになる。これが世界最先端の金融技術として横行し、サブプライム(プライムという正常商品ではない=二流の商品)を主とする劣化債のリスクをヘッジしたとして、バブルまで生んだ世界を、実は現実世界では通用しなかったという事態を引き起こし、パンク。投売りを招き、資金ショートにより、世界全体の経済を壊し、国家破綻(例

  • 『   社会の常識に則る新聞販売店像』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆今、日社会では「日人らしさ」・「日人の良き特性」回帰が求められている。武士道が話題となるのもその一つである。新聞業界は閉塞・危機にあり、社会が求めているものを取り入れて鑑みてみるのも、そこから脱却の一手法と言えよう。新聞業界危機の最も責ある要因は、業界内部に顕在する「非常識」である。このことは古くから言い続けられているが、内部の人間は認めても居直って直すことはない。編集面では「記者クラブ制度」であり、広告では「棲み分け」、販売は「拡張」ということである。業界内部では「新聞業界の常識は一般社会の非常識」という言葉まである。 ◆情報インフラが相当普及した日社会では、そのイノベーション進化に伴い、顧客の求め

    mamor_mitoko
    mamor_mitoko 2009/06/22
    新聞業界危機の最も責ある要因は、業界内部に顕在する「非常識」である。このことは古くから言い続けられているが、内部の人間は認めても居直って直すことはない。編集面では「記者クラブ制度」であり、広告では「棲
  • 『  粗にして野だが卑ではない』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆昨今、2つのかなりな規模のY系の自廃を目の当たりにした。首都圏における主要販売店と大型拡張団の自廃である。現役時代からの交流の縁でどちらの社長とも今回の件で話す機会があった。販売店主の方には「今、自廃する理由も無いでしょう。貴兄はその能力ゆえに経済上の支障にも十分に対応できるでしょうに」と慰留したが、彼の答えは「否、理由は他にあります。最近かなりのお金を掛けて仕事をしたのですが、成果は出ませんでした。それに対する社の対応は冷たいもので、公然とゴマをするような嘘をつく店主の方を評価してくる。私は意欲を無くしたのですよ。」この言に応じる言葉を私は持ち合わせていなかった。 ◆一方、団長との話である。「何があったの

  • 『 YAHOO!ニュースの本当の衝撃』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆5月24日(日)に配信されたYAHOO!ニュースは極めて驚くべきものであった。① 朝日新聞「ボーナス40%減」業界に衝撃が走る。② 朝日新聞100億円赤字に転落 広告大幅落ち込み、部数も減少 というものである。このブログのコメントにも書かれているが、取り扱う商品が日の主流メディアにもかかわらず、自分の業界のことは自社に不利なことは報道されづらい為、業界内の人間も業界の実状を詳しく知りえない状態にある。このところのYAHOO!ニュースは前回の「押し紙」報道も衝撃的であったが、業界をよくウォッチしている。 ◆YAHOO!ニュースの中味をよく検証してみると、現在の新聞業界の大苦戦の原因は広告収入の大幅な落ち込みで

  • 『 紹介カードは何故縛れないか』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆またぞろ聞こえてきた。またまたY系が大々的に紹介カード運動を展開するという。昨年末にもA系が紹介カード運動を展開しており、も杓子も紹介運動だらけだ。そもそも紹介カード運動の目的とは何か。各系統専売網が充実しており、自分のエリア内に住むお客様へのアプローチをする人間が、外注する以外には極めて限られており、外部の人間の知己を利用して、自系の新規のお客様を増やそうとすることにある。特に日頃新聞営業に携わらない人々の人脈で知己を開拓することは、全く新しい自系のお客様を増やすことに繋がることは誰でも理解できる。カード料を上げさえしなければ、金の掛からない、いい方法である。そしてもしその揚がったカードの何%かでも、約束

  • 『店主の目線はどこにあるのか』

    三平塾 (新聞販売業界再建支援) 新聞販売の世界でお悩みの方一緒に考えませんか? 新聞社の現役を引退し、一歩離れたところから新聞販売界を見、 メディア世界に考えを提供していきたい。 ◆2009年に入り、三平塾ブログへのアクセスが急増している。比例してコメント数も急増し、その内容も現場の生々しさが伝わり、激しい意見が戦わされている。Y系、A系だけでなく、はっきり地方紙系とわかる方もおり、職種も多岐にわたっていると思われる。現店主(古い方も新しい方も)、辞めた店主、現在従業員さん、もと従業員さん、団長さん、団員さん、現担当社員、担当員以外の社員、評論家等いろいろである。しかし断っておくが、それが誰であるかということは、主宰の私も全くわからない。またアクセス数は気にしていないというと語弊はあるが、私の方針は私の意見を広く知ってもらおうということであり、書き続けることにある。一種の啓蒙運動と理解し

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