銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズ三部作の五作目にして最終巻。 前作は恋愛物でちょっと物足りなかったが、今作はどたばたスペースオペラが帰ってきた。 舞台は別次元の地球、パーティでゼイフォードのお誘いについていかなかったトリリアンになる前の、トリシア・マクミランが登場。 キャスターの彼女は躍進のために渡米するも失敗、うまく行かずにゼイフォードに付いていけばと後悔しているところに、ベタベタな宇宙人が現れるが・・・。 その時、フォードは古巣「銀河ヒッチハイク・ガイド」本社に帰ってみると、いつの間にかガイド本社が買収されていることに気づく。 アーサーは自分の身体を切り売りして宇宙中をくまなく旅行していた。 前作で出会った最愛の人フィンチャーチを超空間の事故で無くして、彼女を探していたのだ。 そして放浪の末、なぜかサンドイッチ職人となったアーサーの前にトリリアン(ゼイフォードの付いていった次元のトリシ