最後に挙げるのはテスト・プロセスに関する「テスト駆動型開発パターン」である。XP(eXtreme Programming)の提唱者として有名なKent Beck氏が著した「Test Driven Development」(邦題は「テスト駆動開発入門」,ピアソン・エデュケーション刊)で,テストに関する様々なパターンを紹介している(表1)。 表1●テスト駆動型開発で定義するテストに関するパターン XP(eXtreme Programming)で有名なKent Beck氏は,単体テストにおけるテストのテクニックとして7種類のパターンを定義している [画像のクリックで拡大表示] テスト駆動型開発におけるテスト・パターンは,いずれも「単体テスト」を対象としているのが特徴だ。具体的には「下位のテスト」や「自己接続」など7種類のパターンを定義。「開発の現場で当たり前に取り入れていることも含むが,モックオ