茨城県のJAひたちなか管内で、サツマイモを切らずに天日にかける「丸干し芋」作りが最盛期を迎えています。 品種は「タマユタカ」と「泉13号」。2時間ほどじっくりと蒸し、その場で皮をむいて冷まします。干すのは2週間ほどで、ボリュームたっぷりで、しっとりした味わいが魅力です。 かつて、農家が商品にならない小さい芋を使って自家用向けに作っていましたが、不作の年に販売したところ、口コミで人気が広まりました。1年先まで予約で埋まる人気商品となっています。 東海村の小川恒久さん(66)は「手間はかかるが、作ったそばから売れる」と大忙しです。