OOUIデザインを取り組む上でまず明らかにしなければならなかったことは、どのような作業工程があるかということと、それぞれの成果物は何であるのかという大きく2点でした。これには既存のUIデザインプロセスの俯瞰をするのと同時に、ギャレットの5段階モデルを再解釈する必要がありました。 ギャレットの5段階モデルの再解釈 ギャレットの5段階モデルのオリジナルを眺めてみると、いくらか現代のソフトウェアデザインにはそぐわない点が見られます。オリジナルでは右側の軸を「ハイパーテキストシステムとしての Web」としていましたが、私はこれにもう少し汎用性と解釈の余地を残したかったので、「情報システム的観点」と置きました。左側の軸もオリジナルでは「ソフトウェアインターフェイスとしての Web」とされていたところを「ユーザーインターフェイス的観点」と置きました。どちらからも “web” に限定していた視点を排除し
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