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ブックマーク / note.com/usagimaruma (3)

  • ソフトウェア開発に関わる「●●デザイン」の分類|usagimaru

    OOUIデザインを取り組む上でまず明らかにしなければならなかったことは、どのような作業工程があるかということと、それぞれの成果物は何であるのかという大きく2点でした。これには既存のUIデザインプロセスの俯瞰をするのと同時に、ギャレットの5段階モデルを再解釈する必要がありました。 ギャレットの5段階モデルの再解釈 ギャレットの5段階モデルのオリジナルを眺めてみると、いくらか現代のソフトウェアデザインにはそぐわない点が見られます。オリジナルでは右側の軸を「ハイパーテキストシステムとしての Web」としていましたが、私はこれにもう少し汎用性と解釈の余地を残したかったので、「情報システム的観点」と置きました。左側の軸もオリジナルでは「ソフトウェアインターフェイスとしての Web」とされていたところを「ユーザーインターフェイス的観点」と置きました。どちらからも “web” に限定していた視点を排除し

    ソフトウェア開発に関わる「●●デザイン」の分類|usagimaru
  • デザインにおける命名について考える|usagimaru ⌘ Satori Maru|note

    命名スルこと日語には漢語由来の熟語がいくつもありますが、日人からするといくらか記号的に見えてしまうことがあります。とはいえ漢字の意味を知っているので読んで差し支えはないのですが、それらの字の間に「の」を挟みこむことで記号的な記述であった熟語を和語的な言葉として読むことができるようになります。例えば「命名」という熟語でそれを試すと「命の名(いのち の な)」という具合になりますが、「命名(スル)」という言葉を思い浮かべるよりかは「命の名(を付ける)」の方が、より一層にある概念に命を吹き込む行為であることが強調されるので、それがとても尊い行いであると改めて理解することができます。 命に名前を与える、あるいは名前を与えて命を吹き込む、すなわち命名スルという行いは、名付けによってその存在の意味性を明らかにすることなのだろうと考えられます。親が生まれた子にまず与えるのは名前です。名前を与えること

    デザインにおける命名について考える|usagimaru ⌘ Satori Maru|note
  • オブジェクトベースなUIデザインに取り組むための心構え|usagimaru ⌘ Satori Maru|note

    オブジェクトベースなUIデザインの考え方が近頃注目されてきています。デザイナーとしてこれと向き合うに当たって、私なりに解釈した事柄を記しておこうと思います。 オブジェクトベースのUIとはUIデザインにオブジェクト指向の設計論を導入したものをオブジェクトベースのUI、Object-Oriented User Interfaces= OOUI などと呼ぶようです。オブジェクト指向UI、オブジェクト指向ユーザーインターフェイスと呼ぶこともあるかもしれません。そのほかにも OOUX という表記も見られますが、ここでは一貫した呼び名を定めておきたいため、便宜上 OOUI と呼ぶことにします。 私たちが普段目にするGUIは元来OOUIの思想に基づいていると考えられるのですが、中にはとても機能指向的(タスクベース)な設計で構築されたGUIが多くみられるため、特にオブジェクト指向的であるものを強調・区別す

    オブジェクトベースなUIデザインに取り組むための心構え|usagimaru ⌘ Satori Maru|note
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