2020年3月13日のブックマーク (6件)

  • 知らないなんて許せない - 傘をひらいて、空を

    ソーシャルメディアをぜんぶ閉じた。ものを書いたときの通知に使用するSNSアカウントを一つ残したが、そこでも一切の相互性を排除した。誰もフォローしない。リプライはしないし、見ない。シェアや「いいね」はもとよりほとんどしないが、徹底してゼロにする。 インターネットで文章を書いて十数年になる。書いているのはフィクション、それから人が書いたフィクションに対する感想文である。ふだんはコメント欄のないブログで延々と書いている。たまに注文原稿の依頼が来る。注文に沿うように努力をするが、いつも注文どおりに書けるのではないし(あきらかに書けない内容の依頼だと辞退する)、しょっちゅう依頼があるのでもない。だから私はプロではない。基的には自分のために無料の文章を大量に書いている愉快なアマチュアである。 私は社交をしないのではない。インターネットでもいい文章を見たら賞賛の感想文を書いてアップロードして人にUR

    知らないなんて許せない - 傘をひらいて、空を
    managuna
    managuna 2020/03/13
  • インターネットに向いてない - 傘をひらいて、空を

    おいバズってるけどだいじょうぶか。 そういうLINEが入った。私はソーシャルメディアが得意でない。 Twitterは数日に一度見る。言われて見てみるとたしかに私が投稿した短編がバズっていた。稀にあることだ。今年の春先にもあった。でもそれより規模が大きい。 ほんとだ、と返信する。別の友人からもLINEが入る。バズってるね。そうだね、いま見た、と私はこたえる。メッセージがポップアップする。 寒くなってきたから上着を持ち歩くんだよ。さやかさんは薄着でうろうろして「寒い」と言うのだから、あらかじめ天気予報を見るなどして気をつけなくてはいけないよ。バズってへんなメールが来たら次に会うときの酒の肴にするんだよ。 友人たちは私を心配してLINEを送ってくれたのだ。私はバズると少し体調を崩す。正確に言うと、バズったためにそれまで私の文章を読んだことのない人がいっぱい来て、なかにはよくわからない人がおり、執

    インターネットに向いてない - 傘をひらいて、空を
    managuna
    managuna 2020/03/13
  • 社会に裁かれた人|望月優大

    あの日はたしか夜の11時ごろだったと思う。飲み会からの帰り道、私は地下鉄に乗った。 空いている席を見つけて腰掛ける。すると、向かい側の座席に見覚えのある男性が座っていた。「知り合い」というわけではない。つまり、メディアを通して見たことがある人物だったのだ。 彼はかつてとある報道によって強烈な社会的制裁に晒された人だった。警察から逮捕されたわけではない。けれど、スキャンダルの重みに耐えかねた彼は、社会の表舞台からすぐに姿を消してしまった。その彼が、偶然にも私のすぐ目の前の座席に座っていたのだ。 電車に乗っているあいだ、彼とは一度も目が合うことがなかった。というのも、彼はサングラスをかけるでもなく、マスクをつけるでもなく、口を真一文字に結んだまま、ななめ上の方角を頑なに見つめ続けていたからだ。 彼は網棚の上に貼ってあるだろう横長の広告のほうをずっと見つめていた。そこでなら誰の視線と出会うことも

    社会に裁かれた人|望月優大
    managuna
    managuna 2020/03/13
  • 「ヤマザキ」が“発がん物質”臭素酸カリウムの使用をわざわざ再開する理由

    批判も覚悟のうえで自ら情報提供 山崎製パン株式会社(ヤマザキ)が3月、一部の角パンに品添加物「臭素酸カリウム」を使い始めました。臭素酸カリウムは遺伝毒性発がん物質とされ、添加物批判の記事や書籍等では必ず、猛批判される物質。同社は、臭素酸カリウムを2014年以降は使っていませんでしたが、使用再開です。 しかも、2月25日からはウェブサイトで、自主的に使用再開を情報提供し始めました。法的には、告知する義務はないのに……。 さっそく同社に尋ねました。「発がん物質を品に使う? 週刊誌などからまた、猛烈にたたかれますよ」。答えは、「もっとおいしいパンを提供するために使いますが、安全は絶対に守ります。詳しく説明しますので、なんでも聞いてください」。 さっそく取材しました。添加物はイヤ、と思う皆さんにこそ読んでもらいたい、科学的根拠に基づく企業の毅然とした判断が、ここにはあります。 感改善に絶大

    「ヤマザキ」が“発がん物質”臭素酸カリウムの使用をわざわざ再開する理由
    managuna
    managuna 2020/03/13
  • ヌメさんのクラウドファンディングに協力した|/////

    ほんとにほんとに微額ながらpolcaに協力しましたネットリンチ被害者の訴訟費用を援助するために、クラウドファンディングに協力しました。 2020/3/12まで受け付けているようなのでリンクを貼っておきます。 前回のnoteから大分間が開いているのでもう見てる人も居ないとは思うけど、もう同人界隈のネットリンチ容認空気が嫌いで仕方ないので記事にしておきます。 こちら、いわゆる界隈(もうこの言い方大嫌いになってきた)の方ならご存知の人も多いでしょうが、刀剣乱舞のミュージカルに関してBL解釈を絡めた感想をつぶやき、それをよく思わない誰かの匿名メッセージを突っぱねたことから炎上した同人作家さんのnoteです。 昨年からずっとずっとこの話題に関する動きを追っていましたが、流石に常軌を逸していると思ったので当に微額ながら支援します。何の足しにもならないな……位の微額ですが。 ヌメさん対個人の間で起きた

    ヌメさんのクラウドファンディングに協力した|/////
    managuna
    managuna 2020/03/13
    "つい最近気づいたけど、ローカルルール>法律・人権 ではない"
  • Web小説の歩みをパソコン通信時代から大コミカライズ時代まで ①1980年代~1990年代|岡田勘一[編集者・ライター]

    これは2015年8月に刊行された『このWeb小説がすごい!』で書いた、インターネット上で書かれ/読まれてきた小説群にまつわる流れをまとめたものです。 約5年前に書いたものなので、そこから情報をアップデートしたり、情報を追記するなどしていきました。現在は爛熟期にあると思われるWeb小説を、パソコン通信時代の黎明期に遡って見ていきます。 Web小説はどこから来て、どこへ行くのか■パソコン通信の時代 1980年代 Web小説――あるいはネット小説、オンライン小説、オンラインノベルなどと呼ばれる――は、いまでは誰もが気軽にインターネット上に公開できるようになった。 パソコンから投稿するのはもちろん、スマートフォンのみで小説を書き、投稿している作者も珍しくない。 2020年現在、それらのWeb小説の書籍化(そしてコミカライズ)が爆発的に増加しているが、そもそもWeb小説とはどういうものなのか。その歴

    Web小説の歩みをパソコン通信時代から大コミカライズ時代まで ①1980年代~1990年代|岡田勘一[編集者・ライター]
    managuna
    managuna 2020/03/13