TRPGの二次創作に激震を与えたライセンス制度「SPLL」とは何か。ライツ事務局の代表者に聞く,その意図と狙い 編集部:touge ライター:瀬尾亜沙子 2021年10月18日,アークライトとKADOKAWA,グループSNE,F.E.A.R,冒険支援といったテーブルトークRPG(以下,TRPG)の大手パブリッシャの連名による「テーブルトークRPGに関する二次創作活動のガイドライン」が,TRPGライツ事務局から発表された。 このガイドラインは,近年盛り上がりを見せるTRPGの二次創作活動について,パブリッシャまたはタイトル側から守ってほしい基準を表明したものだ。その内容は,権利表示の明示やデータの転載禁止など一般的な内容ではあるものの,これに伴って制定された「SPLL(スモールパブリッシャーリミテッドライセンス)」が,大きな話題を呼んだ。 具体的な内容は,ガイドラインのサイトに掲載された文言
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