8月にトロイカ(EU、ECB、IMF)から金融支援が終了したギリシャであるが、ギリシャの経済危機は依然続いている。その影響を最も大きく受けているのが年金受給者である。 来年1月にまた年金支給額が18%削減されることになっているという。ギリシャはトロイカから金融支援を受けるようになってから年金の削減が20回繰り替えされたそうだ。その為、受給額も当初より平均して45%の削減になっているという。(参照:「Libre Mercado」 そんなギリシャの年金受給者たちが隣国のブルガリアで生活するようになっていることが最近話題になっている。 2016年に日本の年金受給者が店でわざわざ盗難などを犯して刑務所暮らしを選んでいるという話題が一部スペイン紙で取り上げられたことがある。例えば、電子紙『LA INFORMACIÓN』(2016年3月28日付)では、見出しに『日本の年金受給者の絶望:刑務所に行く為に