南ア・ケープタウン港に停泊した、ロシアの極地調査船アカデミック・アレクサンドル・カルピンスキー号(2023年1月29日撮影)。(c)RODGER BOSCH / AFP 【1月30日 AFP】南アフリカ・ケープタウン港に寄港しているロシアの極地調査船に対し、南極で禁止されている鉱物資源の開発に乗り出すことを懸念する環境保護活動家が抗議の声を上げている。 ロシアのメディアによると、ケープタウンに寄港したのはアカデミック・アレクサンドル・カルピンスキー号(Akademik Aleksandr Karpinskiy)。昨年末、南極での科学調査に向けロシアの港を出港していた。気候変動危機を訴える団体「絶滅への反逆(Extinction Rebellion)」のメンバーは、ケープタウンへの入港は28日午前としている。 これを受けて活動家らは29日、港に集まり、「化石燃料はもういらない、南極から手を引