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  • ロシアの巡航ミサイルが「超低空飛行」で頭上スレスレを通過...カスピ海で漁師が撮影した衝撃シーン

    <今年最大規模の攻撃を展開するロシア軍。ミサイルはカスピ海からも発射されている> ウクライナに向けて発射されたロシアの巡航ミサイルがカスピ海の上空を通過していくシーンとみられる動画が、ソーシャルメディア上で拡散されている。 【動画】巡航ミサイルが「超低空飛行」で頭のすぐ上を通過...カスピ海で漁師が撮影した衝撃シーン 問題の動画は、クリミア半島を拠点とする「クリミアの風」や、親ロシアの「ミリタリー・インフォーマント(Military Informant)」を含む複数のテレグラムチャンネルがシェアしているもので、7月8日にウクライナへ向かうミサイルをとらえたものとされている。 ロシアは8日、今年最大規模の攻撃を開始し、ウクライナ全土の標的を狙って少なくとも40発のミサイルを発射した。キーウのオフマディト小児病院もそこに含まれていた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領によれば、全国

    ロシアの巡航ミサイルが「超低空飛行」で頭上スレスレを通過...カスピ海で漁師が撮影した衝撃シーン
    maniwani
    maniwani 2024/07/11
  • 「ハマス殲滅」は、なぜ「空想」なのか?...国際社会が放置してきた「大きなツケ」

    ハマスの設立35周年記念パレード(2022年、ガザ) AHMED ZAKOTーSOPA IMAGESーSIPA USAーREUTERS <ネタニヤフ首相は「ハマス殲滅」と「人質解放」の2つの目標を掲げ「完全勝利」を訴えるが、多くの専門家が「不可能」と指摘。国際社会は「ハマス後」にどう向き合っていくのか> ハマスをどう終わらせるのか、これは難題中の難題だ。 6月、イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官が「ハマスは思想であり、政党でもある。人々の心に根差すもので、ハマスを殲滅できると考えるのは誤りだ」と現地のテレビ番組で発言。ネタニヤフ首相への反発とも取れるとして話題になった。 今回のハガリの発言がどこまで軍内で調整されたものなのか真相は不明だ。ネタニヤフは戦争直後から、ハマス殲滅と人質解放をという2つの目標を掲げて「完全勝利」を訴えてきた。 しかし、このまま軍事作戦を続ければ、イスラエルはその

    「ハマス殲滅」は、なぜ「空想」なのか?...国際社会が放置してきた「大きなツケ」
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    maniwani 2024/07/09
  • 反日投稿を大量削除「ナショナリズム」を焚き付けない当局の本音と日本人を守って死亡した中国人女性の実像

    <バス襲撃の動機は不明のまま...中国政府が悲劇的な事件を沈静化したい背景には経済の低迷と安定優先がある。日人をかばって亡くなった胡さんの人生と素顔を追った> 6月24日、江蘇省蘇州市で日人学校のスクールバスが刃物を持った男に襲われ、日人の母子が負傷。バスの案内係の中国人女性、胡友平(フー・ヨウピン、54)が男を阻止しようとして刺され、2日後に死亡した。 胡の死に中国国内で追悼の声が湧き起こり、一方で、ネット上では超国家主義や反日感情を助長する内容の規制が始まった。検閲当局は大量の投稿を削除し、国家主義者のアカウント数十件が凍結されて、大手IT企業は「極端なナショナリズム」とヘイトスピーチを非難した。 中国政府と超国家主義、特に日に向けられた超国家主義との関係は、昔から複雑だ。 1919年5月4日、中国ドイツ租借地の権益が日に引き渡されることに抗議して、学生を中心に数千人が北京

    反日投稿を大量削除「ナショナリズム」を焚き付けない当局の本音と日本人を守って死亡した中国人女性の実像
    maniwani
    maniwani 2024/07/08
  • 【日本人学校バス襲撃】経済政策からエロ話まで、規制だらけの中国で「反日」だけ違う理由

    <日人母子を襲った通り魔事件。亡くなった勇敢な中国人女性に「日のスパイ」などと心ない書き込みが相次ぐと、「反日投稿規制」が発表された。これで日バッシングは消えるのか> 「日中対立を煽り、極端な民族主義感情を挑発する違反投稿を規制」 中国大手ソーシャルメディア企業は6月29日、相次いで反日投稿規制を発表した。問題ある投稿を非公開にしたほか、一部のアカウントが書き込み禁止やアカウント閉鎖の処分を受けたという。 「これで中国ネットの反日ムードが消えるでしょ。胡さんの死は悲しいけど、日バッシングがなくなるのは嬉しい」 中国在住の知人からこのようなメッセージが送られてきた。 当にそうだろうか? 6月24日、上海に近い江蘇省の蘇州市で、日人学校の送迎バスを待っていた母子を襲った通り魔事件が起きた。犯行を止めようとした中国人女性、胡友平さんが重傷を負い、事件から2日後の26日に死亡した。 身

    【日本人学校バス襲撃】経済政策からエロ話まで、規制だらけの中国で「反日」だけ違う理由
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    maniwani 2024/07/03
  • 「絶不調」バイデンを深追いしなかったトランプ

    <最悪の状態のバイデンを「KO」にまで追い込まなかったのはトランプの深謀遠慮か> 先月27日に行われた大統領選のテレビ討論では、とにかくバイデン大統領は全く精彩を欠いていました。既に多くが報じられていますが、顔色は悪く、視線には力がなく、終始その声はかすれていて、弱々しく不明瞭でした。言い淀みや沈黙が何度もあったなど、想定された幅の中でほぼ最悪の内容だったと思います。 既に81歳であるバイデンについては、これまでも何度もメディアがその「高齢不安」を取り上げてきました。そのたびごとにバイデンは、力を振り絞って批判を跳ね返してきました。直近の例でいえば、3月7日に行われた一般教書演説がそうで、奇跡的なまでに雄弁をふるい、高齢への不安を吹き飛ばすことに成功していたのは事実です。ですが、今回はそのような奇跡は起きませんでした。 週末をはさんでアメリカの論調は日に日に厳しくなっています。バイデンが候

    「絶不調」バイデンを深追いしなかったトランプ
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    maniwani 2024/07/03
  • 「アートのライセンスビジネスが日本の生きる道」──平田オリザが語る「こまばアゴラ後」の活動

    <現代演劇の旗手として、また文化政策のオピニオンリーダーとしても活躍する劇作家・平田オリザ。その活動拠点だったこまばアゴラ劇場が5月末で閉館した。前回「「1億円の借金を引き継いだ20代だった」 平田オリザ、こまばアゴラ劇場の40年をすべて語る」に続くロングインタビュー第2弾は劇場閉館の真相と今後の拠点・豊岡での活動に迫る> 2011年に講演会のために兵庫県豊岡市を訪れた平田は、ほとんど活用されていないコンベンションセンターの活用方法として、演劇やダンスの稽古場としての可能性を相談され、その結果「城崎温泉アートセンター化構想策定委員会」のアドバイザーに就任する。 半年の議論を経て、世界的にも珍しい舞台芸術に特化した滞在制作施設「城崎国際アートセンター(KIAC)」が2014年に誕生した。そして、これをきっかけとして、平田と豊岡市を中心とした兵庫県北部の但馬地域とのつながりが深まり、同地域の学

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    maniwani 2024/06/28
  • 669人の子供をナチスから救った「英国のシンドラー」伝記映画、美談に隠れたイギリスの汚点とは?

    苦悩のにじむ老ウィントン(アンソニー・ホプキンス) ©WILLOW ROAD FILMS LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2023 <ナチスの手からユダヤ人の子供たちを救ったイギリス人を名優アンソニー・ホプキンスが演じる映画『ONE LIFE』。「英雄」活躍の背後には、絆を断ち切られた親子の苦しみも──> バーバラ・ウィントンが父ニコラスの伝記を自費出版したのは2014年のこと。 「イギリスのシンドラー」と呼ばれた父(1939年に当時のチェコスロバキアから主としてユダヤ系の児童669人を救出し、イギリスへ送った)は翌15年に106歳で亡くなったが、今年ついに娘のをベースにした伝記映画『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』が公開された。 しかも主演は名優アンソニー・ホプキンス。若き日のニコラス役はジョニー・フリン、その母バベット役

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    maniwani
    maniwani 2024/06/28
  • 「え?こんな近くに?」クマが隣に引っ越してきた...「アパート高いもんね」とネット同情

    <今月20日、米ノースカロライナ州で女性が投稿した動画には、新たに引っ越してきた「まさかの隣人」の姿が。家の裏口のすぐそばに寝床を作り始めたのは──> 自宅からわずか3メートルの場所に落ち着いたのは、思いもよらない住人だった――。ノースカロライナ州の女性が投稿した新しい「お隣さん」の動画がネットを沸かせている。 【動画】「え?こんな近くに?」クマが隣に引っ越してきた...「アパート高いもんね」とネットも同情 動画は6月20日にTikTokに掲載された。投稿者の@lindsay.eagerが「木の下に穴を掘ってるわ!」と紹介した動画に映るのは大きなヒグマ。 クマは木の根元に掘った穴の中でリラックスした様子だったが、安心して見ているにはやや距離が近すぎた。 「オーマイガー、彼ベッドメイキングしてる! うちの木の下にベッドを作るなんて。しかもうちの裏口のすぐそば、あんな所に」と穴の居心地を良くし

    「え?こんな近くに?」クマが隣に引っ越してきた...「アパート高いもんね」とネット同情
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    maniwani 2024/06/27
  • 白昼のビーチに「クラスター子弾の雨」が降る瞬間...クリミアで数百人の海水浴客が逃げ惑う緊迫映像

    <この攻撃で少なくとも4人が死亡、100人以上が負傷したとロシア当局が発表。ロシアはこの攻撃を「アメリカの責任」として非難している> 観光客で賑わうクリミアのビーチをミサイルが襲う映像がソーシャルメディアに公開された。 【動画】ビーチに「クラスター爆弾の雨」が降り注ぐ衝撃シーン...逃げ惑う数百人の海水浴客 この映像は、6月23日に複数の爆発に見舞われたクリミアのセヴァストポリにあるビーチを捉えている。防犯カメラが記録した映像には、数百人の人々が海から急いで逃げる子が映っており、その直後にクラスター弾の襲撃が始まった。 映像には、MGM-140 ATACMSの一部とみられるM74子弾が海面に飛び散り、ロシアからの観光客が海岸に向かって逃げる様子が映っている。いくつかがビーチを直撃し、砂浜や近くの建物で爆発が発生した。 ロシア当局は、この事件でクリミアの民間人に「多数の犠牲者」が出たと発表し

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    maniwani 2024/06/26
  • フランス人記者が見た日本の「離婚後共同親権」が危うい理由

    <5月に成立した民法改正法により日でも26年から離婚後の共同親権が可能になるが、「外圧」による中途半端な制度では誰も得しない> 5月17日に国会で成立した民法改正法により、日でも離婚後の共同親権が2026年から可能になる予定だ。 この重要な変化の背景には外圧があった。日人と外国人の国際結婚が増えたことで、国際離婚も増加。日人の親(主に母親)が外国人の親の同意を得ずに子供を連れ去る例もあり、国際問題になっている。 日では離婚すれば多くの場合、子供と同居する親が親権を取り、もう一方の親は子供に会えない状況になりがちだ。家庭内暴力(DV)などの理由で逃げる親もいるので、必ずしも子供を連れ出したほうが悪いとは言えないが、海外では「子供を誘拐した日人の親は犯罪者」と紹介されることが多く、大きな社会問題になっていた。 20年7月には欧州議会が、日人の親による「子供の連れ去り」を懸念し、共

    フランス人記者が見た日本の「離婚後共同親権」が危うい理由
    maniwani
    maniwani 2024/06/08
    “日本では、親権と面会交流権は別々の権利だ。それを理解せず、共同親権になれば自動的に面会交流権も得られると考えた外国人が多かったと思われる。だから、日本政府に「共同親権を導入してほしい」という海外から
  • 「トランプは常に笑顔」あのマールアラーゴで働いた元ウエートレスが語る一家の素顔とは

    <ビーチクラブはいつも乱痴気騒ぎ、バスタブに引きずり込もうとする客も。そんな別荘兼会員制リゾートで垣間見たトランプ家の人々の優しさ> フロリダ州パームビーチにある小さな堂でウエートレスをしていた頃のこと。ドナルド・トランプ前大統領の別荘兼会員制リゾート施設「マールアラーゴ」のビーチクラブ専任シェフが、仲間と一緒に事に来た。 私が担当のテーブルを丁寧に拭いていたら、なぜか彼が声をかけてきた。そして、気に入ったからマールアラーゴで働かないかと言って自分の名刺を差し出した。 もちろん、ただの冗談だと思った。だから放っておいた。でも同僚にその話をしたら、自分のもマールアラーゴのパーティー会場で働いたことがあると言い、トライしてみろと背中を押された。 思い切って応募したところ、面接官と意気投合。すぐにパーティー会場のウエートレスとして採用された。そこで働く人の多くは外国人労働者で、私のような地

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    maniwani
    maniwani 2024/06/07
  • ここがヘンだよ日本の永住権...エリート外国人には「踏み台」に使われ、非エリートには差別的

    <優遇される「高度外国人材」は日を踏み台にして他国に流出する。一方、それ以外の在日外国人の扱いは永住権を「剥奪」しやすくするなど、ひどくなるばかり> 技能実習制度に代わって外国人材を受け入れるための育成就労制度の創設を柱とした出入国管理法などの改正案が今国会で成立見込みだ。 現在の制度に問題が多いことは、私も承知している。企業や団体が実習生を不当に扱っても転籍(転職)できない、家族を帯同できないなど、国際社会から人権的に多くの問題があると指摘されてきたが、そのとおりだと思う。 だが今回の法改正も、問題がないわけではなさそうだ。実際には転籍のハードルが高いことや、母国の送り出し機関に多額の借金をして来日した労働者の借金負担を減らす具体的な対策が示されていないこと。 加えて、法改正では外国籍住民が故意に税金や社会保険料を払わない場合は永住権を取り消せるようになるという。特に私はこの永住権取り

    ここがヘンだよ日本の永住権...エリート外国人には「踏み台」に使われ、非エリートには差別的
    maniwani
    maniwani 2024/06/07
    “日本の永住権を持っていれば、多くの国で高く評価される。また永住権を持っていれば他国での生活や仕事が思うようなものでなかった場合、いつでも日本に戻れる。つまり、高度人材の中には日本が「プランB」となっ
  • アメリカで話題、意識高い系へのカウンター「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)とは

    <昨今のいわゆるウォーキズム(日の文脈に合わせると意識高い系とでも訳すべきか)へのカウンターとして「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)という概念が話題だ。ようやく米国の右派が、左派と勝負できるだけのナラティヴを手に入れつつある......> 米国で「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)という概念が話題になっている。元は2019年ごろににちょっと話題になったらしいのだが、私は見逃していた。それが提唱者のロブ・ヘンダーソンが最近自伝「Troubled」を出したこともあって見直され、昨今のいわゆるウォーキズム(日の文脈に合わせると意識高い系とでも訳すべきか)へのカウンターとして持ち出されているようだ。 ヘンダーソンの顔を見ると分かると思うが、ヘンダーソンという欧米系の姓の印象に反して、彼はアジア系米国人である。彼の母親は韓国からカリフォルニアに渡り、大学を中

    アメリカで話題、意識高い系へのカウンター「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)とは
    maniwani
    maniwani 2024/06/04
    “ヘンダーソンによれば、この種の「贅沢品」をありがたがることで上流階級は、金持ちの世界で尊敬や社会的地位を得られる。しかし、こうした信念が実際に実行に移されたとして、それが引き起こすネガティヴな帰結は
  • 「天国に一番近い島」で起きた暴動、フランスがニューカレドニアを是が非でも手放せない理由

    中心都市ヌメアの幹線道路にバリケードが築かれ、治安部隊が出動する騒ぎに MMIIASーABACAPRESS.COMーREUTERS <マクロンが死守を目指し、中国が取り込みを画策する...南太平洋に浮かぶ小さな島の動向は、鉱物資源を巡る争奪戦でもある> 南太平洋に浮かぶ仏領の小さな島ニューカレドニアで5月13日以降、激しい暴動が続いている。各地で暴徒が道路を封鎖。空港も閉鎖された。 略奪、放火が相次ぎ、死者も出る騒ぎとなり、エマニュエル・マクロン仏大統領は非常事態宣言を発令。事態沈静化のため23日に現地入りした。 この島は1853年以降フランスの支配下にある。先住民のカナックらを中心に独立の動きが以前からあり、最近では2021年にその是非を問う住民投票が行われたが、独立派がボイコットしフランス残留が決まった。 今回の暴動の発端は仏議会がこの島の選挙のルールを変える憲法改正案を可決したこと。

    「天国に一番近い島」で起きた暴動、フランスがニューカレドニアを是が非でも手放せない理由
    maniwani
    maniwani 2024/05/29
    “ニューカレドニアは世界のニッケル埋蔵量の推定25%、ニッケル生産の6%を占める。小さな島ながら世界のニッケル産業に与える影響は無視できない。”
  • 仕事量も給料も減らさない「週4勤務」移行、アメリカで増加中...導入企業が語った「効果と副作用」

    <週に5日も働くのはもう古い。これからは生産性を上げて、きっちり働いてしっかり休むのが時代の流れだ> 新型コロナウイルスの感染爆発で、私たちの働き方は劇的に変わった。職場に行かなくても仕事はできる。ズームを通じて顧客や同僚に「会う」こともできる。それが当たり前になった。でも、いま30~40代のミレニアル世代はもっと楽をしたい。もっとプライベートな時間が欲しい。だから、働くのは週に4日でいいと思っている。 20世紀には「週5勤務」が先進国の世界標準だったが、これからは働く日を1日減らし、週40時間労働から週32時間に移行する一方、仕事量は減らさず給料も(たいていのケースでは)減らさない。そういう仕組みを先駆的に、部分的にでも導入した企業はたくさんある。 この流れには勢いがある。自称「民主的社会主義者」のバーニー・サンダース米上院議員も「週4勤務」制の推進派だ。3月には自らが委員長を務める上院

    仕事量も給料も減らさない「週4勤務」移行、アメリカで増加中...導入企業が語った「効果と副作用」
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    maniwani 2024/05/29
  • 魔法の薬の「実験体」にされた子供たち...今も解決しない英「薬害エイズ事件」、なぜ日本と差がついた?

    血液製剤スキャンダルの犠牲者追悼集会で、HIVとC型肝炎に感染した弟の写真を掲げる遺族(2024年5月) Hollie Adams-Reuters <血液製剤の実験に使われたイギリスの血友病の子供たち。民事訴訟で被告企業が責任を全面的に認め和解が成立した日との違いとは?> [ロンドン発]英国で1970~91年にかけ、汚染された血液製剤や輸血で3万人以上の人々がヒト免疫不全ウイルス(HIV)や肝炎に感染し、約3000人が死亡したNHS(国民保健サービス)史上最悪の医療災害で調査委員会は5月20日、5年にわたる調査の最終報告書を公表した。 最終報告書は「この医療災害は回避することが可能であり、回避されるべきだった。患者は故意に『容認できないリスク』にさらされた」と結論付けた。さらに英国政府、医師、NHSが感染を隠蔽しようとしたと非難した。 英南部ハンプシャー州の医療と教育を同時に行う施設「ト

    魔法の薬の「実験体」にされた子供たち...今も解決しない英「薬害エイズ事件」、なぜ日本と差がついた?
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    maniwani 2024/05/22
  • 日本の大学にもパレスチナ支持デモが広がっているが......

    アメリカの反イスラエルデモは依然として全土で続いている(写真はカリフォルニア大学デービス校) Penny Collins /REUTERS <日政府は一貫してパレスチナと「二国家解決」を支援してきており、イスラエルを軍事支援している米政権、民間資とは立場が全く違う> イスラエル国軍(IDF)によるガザ地区への侵攻に抗議するデモが日の大学キャンパスでも起きているようです。報道によれば少なくとも早稲田、青学、東大では動きがあり、早稲田では大隈像の前での活動、青学ではガザ問題に関するを読もうという「読みデモ」、東大では「パレスチナ連帯キャンプ」が出現したようです。 これは勘違いだとしか言いようがありません。 実際は、各大学数名の小さな動きなのかもしれません。ですが、参加せずに行き過ぎる他の学生が、「当は参加したいのだが、就職などを考えるとできない」などという、無意味な無力感を感じたり

    日本の大学にもパレスチナ支持デモが広がっているが......
    maniwani
    maniwani 2024/05/22
    “したがって、日本の大学生は「アメリカの大学に続こう」などと考える必要は全くありません。一部には「アメリカの学生たちの要求を踏襲し、イスラエルや関係企業との連携に関する情報開示と資金引き揚げを求める」
  • 羽田空港衝突事故で「日航の奇跡」を可能にした、奇跡とは程遠い偉業

    <1月2日に羽田空港で起きた航空機衝突事故で、日航機の乗員乗客が全員脱出するという奇跡が起きた。奇跡を可能にしたのは、39年前のジャンボ機墜落の悲劇を心に刻み続けた日航空の非凡な取り組みだ> 2024年1月2日、日航空(JAL)516便は羽田空港に着陸中、滑走路で海上保安庁の航空機と衝突し、両機は即座に炎上した。事故調査は現在も進行中だが、エアバスA350型機の乗客367名と乗員12名全員が無事に避難できたことは、時間的余裕がなく、多くの出口が使用できなかったことを考えれば、奇跡だと多くの人が考えている。 【動画】羽田空港衝突事故の緊迫映像から「日航の奇跡」を振り返る 結局のところ、着陸時のスピードで衝突すれば、どんな航空機もその衝撃に耐えることは難しい。今回の日航機とは対照的に、2019年に起きたアエロフロート・ロシア航空の事故では、着陸時に飛行機が炎上し、乗客73人のうち41人が死

    羽田空港衝突事故で「日航の奇跡」を可能にした、奇跡とは程遠い偉業
    maniwani
    maniwani 2024/05/15
    “調査の結果、日本航空に責任はなく、ボーイング社の技術者による修理の欠陥が原因であることが判明したが、日本航空は2度とこのような悲劇を起こさないことを誓った。組織として強い当事者意識と責任感を抱き、集
  • 鉄道車両内への防犯カメラ設置を進める日本が、イギリスの「監視カメラ」に学べること

    <新幹線で起きた悲劇を機に日でも設置が義務付けられた鉄道内の防犯カメラだが、目立たないよう隠されていては犯罪を抑止する効果はない。日と欧米諸国で全く異なる防犯カメラ事情を紹介する> この季節になると思い出されるのが、新幹線の車内で起きた悲劇だ。 2015年6月、東京発新大阪行きの新幹線の車内で、ガソリンをかぶった男がライターで自分自身に火をつけた。そのため、1人が巻き添えとなり、煙による気道熱傷で窒息死した。ほかにも、乗客26人と乗務員2人の合計28人もが重軽傷を負った。 2018年6月には、同じく東京発新大阪行きの新幹線の車内で、ナタを持った男が乗客を切りつけた。その結果、1人が死亡し、2人が重傷を負った。 こうした悲惨な事件を防ごうと昨年、国土交通省は鉄道車両に防犯カメラの設置を義務付けた。設置が必要になるのは、新幹線全線の車両と、特定(1キロ当たり1日平均利用者が10万人以上)の

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    maniwani 2024/05/15
  • 過去30年、乗客の荷物を1つも紛失したことがない奇跡の国際空港はどこ?

    空の旅に荷物紛失の不安は付きものだが? Maurizio Milanesio-shutterstock <世界の大空港ではほとんどあり得ない記録、いかにして達成されたのか> ある国際空港が、アメリカの空港にはほとんど不可能な偉業を達成している。開業から30年、乗客が預けた荷物をひとつも紛失していないのだ。 日の関西国際空港は、港湾都市の大阪と、近隣の神戸ならびに京都を訪れる人を出迎えており、日有数の忙しい空港でもある。開業したのは1994年9月で、その運営力と効率性がたびたび称えられてきた。しかし、同空港が数ある主要国際空港のなかでも飛び抜けているのは、その完璧な荷物取扱い実績だ。乗客の荷物の紛失や破損の申し立てに苦慮しているハブ空港は見習うべきだろう。 【写真特集】むしろ足止め歓迎! 世界の風変わり空港9選 だが、これさえやればいい、という秘訣があるわけではない。同空港を運営する関西

    過去30年、乗客の荷物を1つも紛失したことがない奇跡の国際空港はどこ?
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    maniwani 2024/05/09