福島県双葉町で、原発事故に伴う避難指示が解除された地域にある現在は使われていない建物の内部を撮影した動画がSNS上に公開されていることがわかりました。警察は、不法侵入の疑いがあるとして1日、町などと合同で建物を点検しました。 警察などによりますと、7月中旬ごろ、福島県双葉町で、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示が解除された地域にある建物の内部を撮影した動画がSNS上で公開されていることがわかりました。 双葉町によりますと、現在は使われていない町立双葉南小学校の校舎と旧町役場の庁舎が動画に写っているということで、警察は、不法侵入の疑いがあるとして町などと合同で建物を点検しました。 警察と町によりますと、どちらの建物も扉や窓は施錠されていて侵入経路は不明だということです。 双葉警察署は「建物に侵入されたことを重く受け止めている。警戒の方法を改善して対策していきたい」としています。
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