夏の酷暑と高い湿潤、大雨、洪水、暴風、干ばつなど人間の生を脅かす自然の猛威、同時に自然の猛威は生を豊かに育む、の3点が日本の風土の特徴。 そしてこのような風土に生きる人々は、生を育む自然に対して甘えるという意味で受容的であり、強い自然の暴威にひたすら耐え忍ぶという意味で忍従的である。 このような風土の結果、日本人は論理的に物事を考えるのではなく、直感によって理解する。また、寛容性が高い性格になるため多神教になる。仏教、神道、キリスト教、儒教、土俗宗教と今でも日本文化がめちゃめちゃなのはこういう風土の性格の遺伝子が残っているため。これらは母型型社会という。宮崎駿の思想も基本的にこんなかんじです。トトロにしろポニョにせよね。こういう作風。 これに対して乾燥地帯の人々は、常に自然と闘わなくてはならず、戦闘的・対抗的になっていかざるを得ない。このような環境下では、直感や感性といった性格を持っ