フィンランドのNokiaは9月21日、新興市場向けの折りたたみ型携帯電話「Nokia 2652」を発表した。2650の後継モデルとなり、推定小売り価格は100ユーロ。欧州、中東、アフリカ諸国と中国で発売する。 携帯電話の加入者は世界で20億人を突破したが、今後もブラジル、ロシア、インド、中国およびアフリカ諸国といった新興市場で成長が期待できるとNokiaは予想。こうした市場に手頃な価格の携帯電話を投入し、携帯電話とサービスの総保有コスト引き下げを目指すとしている。 Nokiaの携帯電話販売台数がこの夏で10億台に達したことも明らかにした。10億台目となったのはナイジェリアで販売されたNokia 1100。同社携帯電話事業部上級副社長、カイ・オイスタモ氏は「2010年までに加入者30億人の達成に向け、ナイジェリアのような新興市場が今後の成長をリードしていくだろう」とコメントしている。
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