和歌山県岩出市内の10歳代の少年を連れ去ったとして、未成年者誘拐容疑で同県警岩出署に逮捕された島根県立こころの医療センター職員の男(26)(島根県出雲市)について、和歌山地検は10日、未成年者誘拐罪で起訴した。 起訴状によると、男は昨年8~11月頃、無料通信アプリ「LINE」で、少年に対して「温泉で動画を撮ることができれば、1万円は保証してあげたいと思っています」などと連絡。同年12月1日午前9時45分頃、JR岩出駅前で少年を車に乗せ、午後5時30分頃まで、和歌山市内の貸し切り風呂などに連れ回し、足の裏の動画を撮るなどしたとしている。