デトロイトモーターショーで復活を印象づけたGM。その象徴とも言えるのが次世代エコカーのシボレー『ボルト』だ。会場ではワールドプレミアとなった小型車『ソニック』に負けない人気を誇り、展示車両には常に人々に囲まれていた。 GMそしてシボレーにとってボルトが意味するもの、そしてボルトが目指すエコカーの未来について、ボルトのマーケティングディレクターであるアンソニー・ディザル氏、ボルトの開発を担当したハイブリッド&電気パワートレーン技術開発チーフエンジニアのパメラ・フレッチャー氏の2名に単独インタビューを行った。 ----:ボルトという自動車の存在がGMにもたらしたものとは? ボルトは、GMにとってイノベーション(新たな価値の創造)ができることの証明です。デザイン、技術、製造、全てにおいて優秀な人材が真剣に取り組んだことで世に送り出す事ができました。これはGMにとってもシボレーにとっても大きな意味
日野自動車は20日、新春記者会見を行った。その席上、白井芳夫社長は成長に向けた施策の一つとして環境課題への対応をあげ、新小型トラック・ハイブリッド(HV)を今年春に投入する計画を明らかにした。 同社は90年代から商用車のハイブリッド化に力を入れており、これまでに累計1万台生産してきた。今春発表予定のHV車で採用されたHVシステムは全く新しいもので、一からすべて見直し、“性能世界一”を目指して開発したという。 そして部品については、トヨタ自動車のHVと約60%共用。バッテリーはレクサスで採用されたものだ。すでに、実績がある部品を使えば、信頼性も確保できるとの考えである。 「いくつかのパターンで走行した結果、いずれも50%以上の燃費向上を達成できた」と白井社長。日野自動車は今後、環境対策戦略車として、トラックHVを先進国や新興国で積極的に販売していく方針だ。 《山田清志》
日米欧で出荷が始まった日産自動車の電気自動車「リーフ」。その背後では「電池覇権」を握るための巨額投資が進む。トヨタ自動車やホンダが追随するまでに先行優位を築けるか。 昨年末、日産自動車のEV(電気自動車)「リーフ」の出荷が日米欧で始まった。日産にとってEVは累計投資額が4000億円超という社運を賭けたプロジェクト。欧州で最初の納車となったポルトガルでは、式典に同国のソクラテス首相まで参加するほどの盛大な催しとなった。 ハイブリッド車の開発競争では、1990年代の業績不振もあって、トヨタ自動車とホンダに差をつけられた。次世代エコカーの主導権争いで巻き返すには、EVが最大の切り札となる。 もっとも、そんな意気込みとは裏腹に、日産が当面供給できるEVの台数は限られる。国内で2010年度中に納車できるのは6000台。昨年7月に肝いりで発売した世界戦略小型車「マーチ」の単月の販売目標(国内のみ)の4
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く