日本語を活かした情報処處理入門 情報処理手法の多くは、欧米系の言語を前提に考えられたものです。当ブログでは、日本の言語・習慣に合わせた情報処理を提案します。 パソコンの鍵盤(キーボード)に対する不満について、今回はまとめてみよう。以前「ローマ字と漢字とパソコン」といふ記事でローマ字の入力について多少論じたので、まづはローマ字入力から。 日本工業規格の鍵盤(キーボード)の配置は、ローマ字で日本語入力するのに適してゐない。例えば左手で子音、右手で母音を押すなどのやうに、日本語入力のための合理的な配置に何故できないのだらう。 日本文だけでなく英文も入力するから仕方がない、といふ反論にも異論がある。QWERTY配列と呼ばれる現在の英字の配置は、テレタイプ時代に作られた英文を入力しにくくするための配置である。英語が入力しやすいわけではないのだ。 日本工業規格の鍵盤(キーボード)の仮名の配置は、もつと