大量にリリースされた新端末──ソフトアップデートはメーカーの甘え? ITmedia 1月17日にドコモの702iシリーズの発表会(1月17日の記事参照)、その翌日がボーダフォンの春モデル(1月18日の記事参照)、またその次の日がauの春モデル(1月19日の記事参照)、という状況から始まった2006年は、番号ポータビリティを控えていたこともあって、とんでもない数の端末が、特に秋に登場したわけですが、お二方は今年の端末をどのようにご覧になりましたか? 神尾 今年を振り返ると、いくつかトレンドがあったと思います。端末数が多かったというのが、まず1つ。これは、番号ポータビリティがあったから当然だと思います。 その中で共通のキーワードをつけるとすれば「キャッチアップ」。特に、ドコモとauのキャッチアップ合戦が後半かなりありました。「端末でできるだけ他社との差を少なくしよう、でも差別化はしたい」という