総務省は、2.5GHz帯を使った次世代高速無線通信の免許割り当て方針案を発表し、意見募集を開始した。2.5GHz帯は、既存3Gサービス事業者ではなく、基本的に新規事業者に割り当てられる方針が示された。 同省は15日、2.5GHz帯を使った次世代高速無線通信システムの免許方針と、同周波数帯を使った固定系地域バンドの無線局の免許方針を発表。この中で、利用可能な80MHz幅(2,545~2,625MHz)のうち、30MHzずつ2つの帯域を最大2社に対して、全国展開する移動通信サービス向けに割り当て、残りの20MHzからガードバンドを除いた10MHzの帯域を各地域の固定的な利用へ割り当てるとされた。 また、移動通信サービスに割り当てられる2つの30MHz幅は、「3G事業者およびそのグループ会社以外の者に割り当てる」とされた。次世代高速無線通信への参入については、NTTドコモやKDDIといった既存事