続々と新モデルが投入され、いよいよ規格として充実してきたマイクロフォーサーズ群。大型の一眼レフカメラにはない軽快さがこの夏のトレンドになるだろう。交換レンズもさらに充実し、オリンパスから5本(うちレンズキット専用1本)、パナソニックからは8本(同1本)のレンズがリリースされていてカバー域は幅広い。そこで今回は、これまで体系的に語られることが少なかったマイクロフォーサーズレンズ全体にスポットを当て、実写作例とともにそれぞれの魅力を紹介していく。シャープさなどの定量的なレンズ性能だけでなく、これらのレンズを使うと撮影者の意識がどう変化し、ボディの機能とコラボレーションできるのかも探っていきたい。