糖質のコントロールを主とした画期的な糖尿病食事療法、糖質制限食。糖質制限食の基本的な考え方は、血糖値を上昇させる糖質を制限し、たんぱく質を中心に摂取することで血糖値の急激な上昇を避ける糖尿病・メタボリックシンドロームのための食事療法です。 ● 糖質を考える画期的な食事療法 糖尿病の治療は、1に食事、2に運動、3に薬といわれています。 ですが、毎日、バランスを考えカロリー計算した食事療法を守り、運動をしていても血糖コントロールがうまくいかない患者様がおられます。 そういう患者様に今までとは違う画期的な食事療法である糖質制限食をお薦めします。 糖質制限食の基本的な考え方は、出来るだけ糖質の摂取を低く抑えて、食後高血糖を防ぐというものです。簡単に言えば、主食を抜いておかずばかり食べるイメージになります。抜く必要がある主食とは、米類、麺類、パンなどの米、麦製品や芋など糖質が主成分のものです。