「電力小売」が全面自由化され、私たち一般家庭でも、電気をどこから購入するのかを選べるようになりました。これを実現するために、遠隔検針が必要となり、電気メーターに通信機能を搭載したものがスマートメーターです。当地区でも昨年メータの交換工事が行われ、紙の検針票は廃止され、Webで電力料金確認となりました。 上の図には、スマートメーターを中心に、A、B、Cの3つの矢印が記載されています。この矢印はスマートメーターの測定値データの経路を表しており、それぞれスマートメーターの「Aルート」「Bルート」「Cルート」と呼ばれています。電力会社の検針はAルートを用います。一方私たち電気の消費者もスマートメーターから直接データを取得できるのが特長で、それがBルートです。今回Bルートを用いて電力量をよみとるものです。 Bルートの無線通信方式は920MHz 帯のWi-SUN (Wireless Smart Uti