残念ながら2021年年明け早々から首都圏や福岡を含む感染流行地域に2回目の緊急事態宣言が発出されました。そんな中感染抑制の大きなターニングポイントと考えられるワクチン接種が、昨年12月から欧米を中心に開始されています。報道では次期アメリカ大統領が2回目の接種を終了させたり、国家全体で接種を強力に進めるイスラエルではすでに感染抑制効果がでているとのレポートがあります。半面少数ながら副反応と思われる事例も報告されておりワクチンに対する評価を下すにはまだ時期早々かもしれません。 そんな中で日本でも2月下旬からの接種が開始されるとの報道があり、数か月後には一般の方々もその対象となる可能性が大きくなってきました。事前の世論調査では接種希望者とそうでない方の割合は半々といった状況であり、情報の少なさから判断に迷われていると想像します。 今回は現時点で把握できる情報(厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科
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