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ブックマーク / www.daiwa-pharm.com (4)

  • 糖質が増えると欧米人は肥満になり日本人は糖尿病になる | 大和薬品株式会社

    糖質摂取が増えるとインスリン抵抗性が肥満や糖尿病を引き起こす インスリン抵抗性というのはインスリンの効き目が弱いことで、骨格筋や脂肪組織でのグルコースの取込みと利用が低下している状態です。脳や妊娠中の胎児へグルコースの供給を維持する必要があるために、人類は氷河期の間の低糖質に適応するためにインスリンの効き目を悪くするように進化したと考えられています。しかし、農耕が始まって糖質摂取量が増えると、インスリンの効き目が弱い遺伝形質(インスリン抵抗性)を持っている人類に肥満と2型糖尿病が増えるようになります。 最近まで狩猟採集を行っていた地域に糖質の多い西洋的な事が導入されると、急速に肥満と2型糖尿病が増えることが知られています。例えば、米国アリゾナ州のピマ・インディアンやオーストラリア先住民のアボリジニや南太平洋のナウル共和国の住民は肥満や2型糖尿病が極めて多いことが知られています。これらの

  • 糖質は必須栄養素ではない | 大和薬品株式会社

    そもそも糖質は必須栄養素ではない 動物の体の中で筋肉や肝臓にグリコーゲンが貯蔵されていますが極めて微量です。牛肉や豚肉では炭水化物は0から0.5%程度、レバー(肝臓)で2から3%程度の炭水化物含量です。したがって、トラやライオンのような野生の肉動物では、摂取栄養素のほとんどが蛋白質と脂肪であり、糖質は極めて少ないことになります。しかし、肉動物にとって糖質をほとんど摂取しなくても健康上の問題はおきません。このように糖質がほとんどゼロでも人間を含めて肉動物は生きていけます。それは、これらの動物にとって糖質は必須栄養素ではないからです。人間が生きていく上で必須の栄養素は、水、必須アミノ酸(ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン)、必須脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)、ビタミン(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタ

  • 糖質制限のための食事 | 大和薬品株式会社

    べてはいけない品とは 糖質制限とは要するに「血糖値を上げないべ物をべる」ことです。後に血糖値を上昇させるのはグルコースと体内で消化されてグルコースに変化する糖質(デンプンなど)だけです。脂肪とタンパク質はいくらべても血糖は上昇しません。炭水化物は糖質(体内に吸収されて血糖値を上げる)と物繊維(消化管で消化・吸収されないので血糖値を上げない)の2つに分類されますが、体内に吸収されない物繊維はいくらべても問題ありません。糖質が少なく物繊維の多い品としてキノコ類、海草類、葉菜類の野菜、こんにゃく、おから、小麦ふすまなどがあります。 糖質制限の実践では、べてはいけない品、少しなら問題ない品、いくらべても良い品に大まかに分類して、個々の品がどれに相当するのかを知っておくと事のメニューを考えるときの参考になります。基的なことを表にまとめています。 ① 原則的に

  • 糖質と甘味は中毒になる | 大和薬品株式会社

    脳内報酬系が活性化されると快感を感じる 人間を含めて動物は「気持ちがよい」とか「快感」を求めることが行動の重要な動機になります。このような快感が生じる仕組みは脳内にあり「脳内報酬系」と呼ばれています。脳内報酬系は、人や動物の脳において欲求が満たされたとき、あるいは満たされることが分かったときに活性化し、その個体に快感の感覚を与える神経系です。
脳の腹側被蓋野から側坐核および前頭前野などに投射されているA10神経系(中脳皮質ドーパミン作動性神経系)と呼ばれる神経系が脳の快楽を誘導する「脳内報酬系」の経路として知られています。 ラットの実験で、この神経系に電極を埋め込んで電気刺激をするとラットは盛んにレバーを押して電気刺激を求めたことから、この神経系が活性化すると快感を感じることが発見されました。A10神経系で主要な役割を果たす神経伝達物質がドーパミンです。ドーパミンはアミノ酸のチロシンから作

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