Intel Macで「Mac OS X」とともに「Windows」の稼働を可能にするVMware Fusionのメジャーアップデート版「VMware Fusion 3」がリリースされた。バージョン3となった同ソフトウェアには、多くの修正と変更が加えられている。 VMware Fusionの以前のバージョンに存在していた細かな問題点は、最新版でそのほとんどが修正されているようだ。修正に加えて、バージョン3では性能も改善されており、全体的な使用性が機敏になっているとともに、一時停止していた仮想マシンを再開する際の速度が最大2倍に高速化されている。また、64ビットコアエンジンと、64ビットカーネルのネイティブサポートで「Snow Leopard」の高度なアーキテクチャを利用して、同新OS向けの最適化も実現されている。最新版は、「OpenGL 2.1」および「DirectX 9.0c Shader
アナウンス後わずか2カ月でLinux Kernelにマージされたことで一躍注目を浴びることになった仮想化技術「KVM」。しかし、その具体的な仕組みや使用方法となると、意外と知られていないのではないでしょうか。この連載ではそんなKVMについて紹介します(編集部) 前回「Linux標準の仮想化技術『KVM』の仕組み」では、、KVM(Kernel-based Virtual Machine)の概要について説明しました。今回はそれを踏まえて、基本的な使い方を説明します。KVMはGUIツールで操作することもできますが、今回は基本を押さえるため、すべてコマンドラインで行ってみましょう。 実際にKVMを使う場合にはGUIツールを使うことが想定されますが、コマンドラインでの操作を押さえておけば、GUIツールの裏側で実際に何をやっているのかを理解できるかと思います。 今回の話の流れは以下のとおりです。
ヴイエムウェアが4月22日に発表した「VMware vSphere 4」は、拡張性を高めるとともに、管理性を向上する多数の機能を搭載した製品だ。 各仮想マシンに構成できるCPU数は従来の4論理CPUから8論理CPU(インテルのハイパースレッディングを有効にした場合は4物理CPU、無効にした場合は8物理CPU)、メモリ量は従来の64GBから256GBに拡大する。IOPSは従来の10万から20万以上に向上する。例えばeBayのWebトラフィックを、サーバ当たりこれまでの3倍処理できるようになったという。 vSphere 4.0の主な新機能は、VMware FT、Storage Thin Provisioning、VM DirectPath I/O、vNetwork Distributed Switch、vShield Zonesなどだ。 VMware FTは仮想マシンレベルでノンストップ環境を
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