ホワイトバンドを運営していた「ほっとけない世界のまずしさ」が、まずしい世界をほっといて、自分だけとっとと解散してた。 なんだ。結局ほっとけるんじゃないか。そして彼らは世界を何も変えなかった。 やったことといえばホワイトバンドの活動の失敗(といってもいい)を、ただ「"アドボカシーキャンペーン"であることが日本では理解されなかった」と責任転嫁するだけだった。 違う。アドボカシーキャンペーンなのは別にいい(ここも多分に事務局が説明責任を怠った面はあるが)。炎上に一役かった当人としては「債権放棄じゃ救えない」ことを問題にしていた。結局、ここに関しては全く説明ないまま、ホワイトバンドは逃げ切った。 「アフリカが貧困で大変だから国に働きかけて債権放棄させます」ってそもそも意味が分からん。なにその徳政令? この問題の解決法は「最底辺の10億人」に詳しい。まぁ解決方法というか「自分たちの国は自分たちで何と
当連載を始めるに当たって、新聞を定期購読させてもらっている。 と、いきなりこう書いても、にわかには了解しにくいかと思う。 順序立てて説明すると、こういうことです。 1. オダジマは紙の新聞を取っていなかった。 2. その話を聞いて、編集部のY氏は驚愕(たぶん)した。 3. で、Y氏は、「購読料はうちで負担しますので」と言いつつ、日本経済新聞の購読を強力に推薦した。「ネタになる用語を探すためにも有効なはずですから」と。 4. 「タダなら」ぐらいの気持ちで、オダジマは、新聞の宅配を了承した。 まず、(1)についてだが、事実、私は、この十年ほど、紙の新聞を読んでいなかった。 きっかけは単純で、今住んでいるマンションに引っ越して来た折、新聞販売店の勧誘があんまりしつこかったので、ヘソを曲げたのだ。で、販売店の人間に、「新聞は読まない。二度と来ないでくれ」と宣言して以来、ヘソを曲げっぱなしにしていた
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