パスワードにまつわる事故は、収まる気配がありません。2017年10月、米Yahoo!のほぼ全てのアカウント数に相当する、30億のアカウント情報が漏えいしていたことが明らかになりました。 30億件というと大変センセーショナルな数字ですが、これはあくまで2013年8月に起きた情報漏えい事故における過去の調査結果であること、現時点では日本のYahoo!とは無関係であることは頭に入れておいてください。 ただし、日本人に全く関係ないかというとそうでもなく、写真共有サービスとして優れていた「Flickr」を日本から使うために米Yahoo!アカウントを作った人も多いはず。今回の事件だけでなく、多くのサービスが情報漏えいを起こしていることを考えると、もはやパスワードは“漏えいする前提”で考えるべき時代になったのかもしれません。 「使い回しをやめよう」といわれても…… “パスワードが漏えいする前提”で被害を
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