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ブックマーク / actuary-math.hatenadiary.org (7)

  • 日本の損保アクチュアリーの歴史に関する諸考察(1) - アクチュアリー試験数学の研究

    ●今回の要点 日の損保アクチュアリーの歴史を考える上では、 (1)積立保険の誕生(1963年)と長期総合保険の発売(1968年) (2)積立型基特約の誕生(1986年) (3)年金払積立傷害保険の販売(1992年) (4)保険業法の全面改正(1996年)とそれによる損害保険会社への保険計理人制度の導入 (5)損害保険料率の自由化(1998年) (6)第三分野の相互乗り入れ(2001年) (7)自然災害リスクに対応した責任準備金積立ルールの整備(2005年) (8)損害保険会社の保険計理人の業務範囲の拡大(2006年) という8つの重要な事実があるが、中でも(欧米にはない)積立保険の誕生は日で損保アクチュアリーが誕生するきっかけとなったものである。 積立保険のウエートは年々低下しており、他方、損保アクチュアリーの業務領域は拡大しつつあるが、積立保険は日の損保アクチュアリーの「原点」で

    日本の損保アクチュアリーの歴史に関する諸考察(1) - アクチュアリー試験数学の研究
  • (アクチュアリー試験にはあまり関係ない)再保険の話 - アクチュアリー試験数学の研究

    アクチュアリー試験とは(あまり)関係ない話が連続してしまうことをご容赦ください。 twitterでtotorozさんから再保険に関するご質問 http://twitter.com/totoroz/status/8007584165 某大手生保3社の場合、保険料収入に占める再保険料収入の割合は0.02〜0.05%程度だったので、市場全体もその程度と考えてよいのでしょうか?…と、それ以前に再保険の対象となる生命保険って何なのでしょう?高額な保険商品と云えば…団体保険ですか? をいただいたので、 再保険の基礎から初めて、再保険会計に関する生損保の違いと生命再保険の範囲について述べたいと考えます。 ただし、私は生保の専門家でも再保険の専門家でもないのでその点はご了解ください。 1.再保険とは 保険会社は先にお金(保険料)をもらうことによって他者のリスクを引き受ける(リスク・テイク)しているので、当

    (アクチュアリー試験にはあまり関係ない)再保険の話 - アクチュアリー試験数学の研究
  • アクチュアリー講座 数学基礎力チェックシート - アクチュアリー試験数学の研究

    ヴェリタスさんでアクチュアリー講座を始められようとしていますが、 http://www.veri.co.jp/actuary/index.html そこで、「数学基礎力 自己診断チェックシート」 http://www.veri.co.jp/actuary/check-sheet.pdf というのを作られています。 「基礎力」を見る意味ではいいかも知れません。 ただ、 「実際に計算をせずに答えを覚えてしまっているような場合は,正確な判定になりませんので,採点対象から外し,満点に対する割合で判断してください.」 とあって、少なからぬ部分がそれに該当するかもしれません。 (追記) それに関連して http://twitter.com/actuary_math/status/7784473594 で http://twitter.com/veri_since1998 さんに向けて Tweetしまし

    アクチュアリー講座 数学基礎力チェックシート - アクチュアリー試験数学の研究
  • 東京工業大学大学院「年金数理」講義資料 - アクチュアリー試験数学の研究

    「The企業年金BLOG」 http://dbdc.seesaa.net/article/127383318.html というページで見かけたものですが、 東京工業大学大学院のwebサイト http://www.me.titech.ac.jp/senkou/sjinfo.html に「年金数理」の講義資料がアップされています。

    東京工業大学大学院「年金数理」講義資料 - アクチュアリー試験数学の研究
  • アクチュアリー試験に関する諸質問について - アクチュアリー試験数学の研究

    今日は、「The road of Sunshine」というブログ http://sunshine1156.blog45.fc2.com/blog-entry-60.html にあった、アクチュアリー道場の合宿 http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20091019 での「質問のポイント」のうちアクチュアリー試験に関するものをとりあげます。 これらについてはアクチュアリー道場の合宿で答えが出たのかも知れませんが、合宿に行かれていない方もいらっしゃると思うので、そのような方々の参考に供することを目的としています。 >・数学以外の科目は数学より難しいか。 数学以外の科目は数学とは異質な難しさがあると考えます。 (1)生保数理 ●独特の記号に慣れるのが厄介です。逆にそれに慣れれば数列+(高3レベルの)積分の問題なのでそれほど苦にならないはずです。 ●参考図書・問題集

    アクチュアリー試験に関する諸質問について - アクチュアリー試験数学の研究
  • アクチュアリー数学の基礎知識のための参考書2冊 - アクチュアリー試験数学の研究

    このブログで何度か 高校3年〜大学1・2年くらいの微分積分、線型代数の「基礎」を習得 すべきと申し上げていますが、 (例えば、 http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20090930 ) それを学ぶのに効率的な書籍がなかなか出ていなかったのも確かです。 東北学院大学准教授の神永正博先生のブログ http://kaminaga-weyl.blogspot.com/2009/10/blog-post_20.html にある、 神永先生と東北学院大学で講師をされている藤田育嗣先生、東邦大学等で講師をされている石川賢太先生が著された 「計算力をつける微分積分」(isbn:4753600319) 「計算力をつける線形代数」(isbn:4753600327)*1 が内容的には私の理想とするものにかなり近いものになっているようです。 (これらのにはまだ目をとおしていない

    アクチュアリー数学の基礎知識のための参考書2冊 - アクチュアリー試験数学の研究
  • アクチュアリーとVaR、Tail-VaR - アクチュアリー試験数学の研究

    今日のタイトルは「アクチュアリー試験と・・・」ではなく、「アクチュアリーと・・・」であることに注意しましょう。 前から(損保数理のテキストの改訂版を入手してから)書こうと思って書き忘れていたことがありました。 昔 「損保数理」、「生保1」、「損保」テキスト改訂について http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20090609 というエントリーで 「損保数理のテキストの 『第7章 保険料算出原理(新設)』 については、 『期待値原理、標準偏差原理、VaR、Tail-VaR、エッシャー(Esscher)変換、ワン(Wang、王)変換』 などがポイントになるのだと考えられます。」 と書きました。 実際の改訂 http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20091012 では、 「期待値原理、標準偏差原理、エッシャー(Esscher)変換、ワ

    アクチュアリーとVaR、Tail-VaR - アクチュアリー試験数学の研究
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