肉や魚の皮を嫌いだと言う人がいる。 やれ「脂っこい」だの「気持ち悪い」だの、散々の言われようだ。料理番組でも「カロリーが気になる方は捨てましょう」などと言われる始末。 …まったく信じられない。あんな美味しい部分を捨てるなんて、どうかしてるとしか思えない。聞くところによると作家の村上春樹氏は「皮だけの鮭があればいいのに」と語ったほど、皮がお好きらしい。さすがだ。 そういうわけでワタクシ、今日は啓蒙に努めさせていただきます。皮嫌いの人に「もしかして食わず嫌いだったのかも…」と言ってもらうことを目指します。 (高瀬 克子)