【理屈パズル・サンタクロースっているんですか?】 昔、B美は俺になついてて、俺の言うことなら100%信じた。これはそんな頃の話だ。 I穂が家に遊びに来た。 B美「今年のサンタさんのプレゼント、何かなー」 I穂は冷たく言った。 I穂「サンタなんていないのよ」 オフクロはあわてた。 母「まあ、I穂ちゃんも子供ねえ」 I穂はキッとオフクロを睨んだ。 I穂「サンタなんていませんー」 オフクロもついムキになった。 母「うちのパパがサンタですー」 それを聞いたB美は家中を走り回り、最後の部屋でオヤジを見つけて尋ねた。 B美「サンタっているの? いるなら誰なの?」 オヤジは相好をくずして答えた。 父「サンタはいるよ。しかも今この家にね。大人の人だな」 で、混乱したB美が俺に尋ねたわけだ。 B美「お兄ちゃん、サンタっているの? いないの?」 俺は「サンタはいない」と教えようとした。 俺「子供はいつでも正直