福島第一原発の汚染水を処理する施設で、配管を洗浄していた作業員5人が汚染水を含む洗浄水を浴びるトラブルがありました。 10月25日午前11時10分ごろ、汚染水から放射性物質を除去する施設で作業員が配管の洗浄をしていたところホースが外れ、汚染水などが飛散しました。 この時、周辺にいた20代から40代の男性作業員5人に放射性物質が付着しました。 5人とも全面マスクと、全身の防護服を着ていましたが、このうちの2人は身体の表面の放射線量が規定値より下がらず、現在も放射性物質のふき取り作業を行っています。 飛散した水の量は約100ミリリットルで外部への漏えいはありません。 2人は内部被ばくはしていないということですが、このまま身体の表面の放射線量が下がらない場合、2人は医療機関に行く予定ということです。