2014年6月に実施した「幼児視聴率調査」の結果から、幼児のテレビ視聴と録画番組・DVDの利用状況を報告する。調査は、東京30キロ圏に住む2~6歳の幼児1,000人を調査相手に、6月2日(月)~8日(日)の1週間実施した。 幼児が1日にテレビを見る時間は1時間49分(週平均)。テレビ視聴時間は、2007年以降2時間程度で安定していたが、2012年に初めて2時間を切って減少したまま、前年同様、今回も回復は見られなかった。調査期間中によく見られた番組は、「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」など民放のアニメ番組や、「おかあさんといっしょ」「アニメ おさるのジョージ」など、Eテレの幼児向け番組であった。民放の新番組「妖怪ウォッチ」も26.6%とよく見られ、平日午後6時台後半のテレビ総計の視聴率が前年より増加した。 また、幼児が録画番組やDVDを再生利用している時間は54分(週平均)で前々年(46分)