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2009年7月8日のブックマーク (2件)

  • 中学受験教材で偏向記述 - 我が九条

    あちらこちらの塾の教材で故右大将殿(名:源頼朝公)による鎌倉殿の政権樹立を「幕府=征夷大将軍を中心とする政府」と記述するなど、「将軍の居所=幕府」という中華思想に配慮した媚中史観に偏ったものが使われていることが分かった。塾の教材は教科書検定のようなチェックなしに使われており、識者は「子どもが初めて学ぶ日史が、中華思想を強調する10年以上前の教科書の内容で、それを丸暗記させられている」と警鐘を鳴らしている。あちらこちらの塾で使われている『私国立中学受験新演習小学5年社会下』で、故右大将殿が構築した鎌倉殿の政権を「1192年、源頼朝は朝廷から征夷大将軍に任じられ、鎌倉に幕府を開きました」との記述がある。 「1192年」や「征夷大将軍」について、吉田経長氏は「鎌倉幕府の開設の年次や何を以て鎌倉幕府の開設とみなすか、についてはさまざまな学説があり、教科書なら検定意見の対象となる」と指摘。「中学

    中学受験教材で偏向記述 - 我が九条
  • 田中克彦「ノモンハン戦争」(岩波新書) - mmpoloの日記

    新聞に載っている岩波書店の今月の新刊の広告に、岩波新書で「ノモンハン戦争」というのがあった。あれってノモンハン事件じゃなかったっけ、くらいに思ったがとりたてて読みたいとは思わなかった。でも一応著者を確認したら田中克彦だった。モンゴル語が専門の言語学者で、田中のどのも興味深く読んできた。ほとんどすべての著書を読んできただろう。そういう著者は、ほかにスパイ小説のジョン・ル・カレ、ポーランドのSF作家のスタニスワフ・レム、作家の金井美恵子、画家でエッセイストの野見山暁治など数える程度だ。 仮にノモンハンだって、田中克彦が書いているのなら読むに決まっている。そしたら、朝日新聞の6月25日夕刊に「ノモンハン戦争とは何だったのか、奪われた民族統合の夢」と題された田中克彦の署名原稿が掲載された。 ここに1枚の写真がある。左に見えるのは満洲国の、右はモンゴル人民共和国の国旗である。撮影された日付は、19

    田中克彦「ノモンハン戦争」(岩波新書) - mmpoloの日記