父さんが逝って一週間が過ぎました。 残された母と色んな手続きをしながらに実家にいます。 外回りから帰ってくると、目に入るのはいつもと変わらない実家。 外の雰囲気も以前と同じ。 玄関も同じ。 居間までくるとそこには父の遺影があり、現実を突きつけられます。 これがなかったら、いつもどうり部屋でベッドに横たわりながらテレビを見ているだろうと思うことでしょう。 父の最期の入院生活は1ヶ月に及びました。 最期の一週間はほんとに壮絶で、見ているだけで辛かった。 もちろん本人は比にならないくらいの地獄の苦しみだったろうということは言うまでもなく… 父が逝った日はすごく晴れた日でした。 夜中に母とメールして「今は落ち着いてるよ」といわれ安心して寝床につきました。 ですが朝イチでまたメールすると「早く来て!」と。 すぐに病院に向かい、俺が病室に入ると母から言われました。 「お父さん死んじゃった」 父に目をや